「学生時代は数学が苦手だったけど、大人になって改めて学び直したい…。」そう思っている方は多いのではないでしょうか?
株式会社 Gakkenから、そんな大人たちに向けて、数学を楽しく学べる新刊『たぶん世界一おもしろい数学』<上・下>が発売されました。
本書の作者は、人気マンガ家・ソウさん。
『マンガで分かる心療内科』シリーズで知られるゆうきゆうさんとタッグを組み、独特な世界観とユーモアあふれる作風で人気を集めています。
本書では、数学が苦手な中学生・ハジメが、忍者学校高等部所属のジョーから数学を学び、忍術を通して正負の数の計算や三角形の性質を理解していくというストーリーが展開されます。
「忍術で数学を学ぶ?」
そう、本書の魅力は、その突飛な設定と、笑いを誘う小ボケの数々です。
例えば、正負の数の計算を学ぶ場面では、プラスの精とマイナスの精が登場し、ハジメは彼らの戦いを目の当たりにする…といった具合に、物語を通して数学の概念を理解していくことができます。
「数学ってこんなに面白いの?」
そう思わせるような、新鮮な発見と笑いが詰まった一冊です。
本書は、マンガ界のレジェンド・吉田戦車さんや、教育界の革命児・葉一さんからも推薦されています。
吉田戦車さんは「ボケ、ツッコミの連続にゲラゲラ笑っているうちに数学が身近になります」と、その面白さを絶賛。葉一さんも「あまりのボケの量に衝撃!笑いながらなのにちゃんと勉強できちゃう、こんなマンガ初めてです!」と、そのわかりやすさに驚いています。
作者のソウさんは、学生時代、数学が苦手だった経験から、本書を執筆するにあたり数学をイチから学び直したそうです。
「苦手な人の気持ちがわかるからこそ、わかりやすくて読みやすいものになった」
ソウさんの言葉からも、本書への熱い思いが伝わってきます。
マンガだけでなく、コラムも充実しています。
サイエンスライター・本丸諒さんが執筆したコラムは、「お見合いに方程式がある?」「円グラフはビジネスでは使用注意?」など、読み物としても興味深い内容が満載です。
さらに、各章には「やってみよう」と題された問題ページも用意されており、実際に手を動かして数学を学ぶことができます。
かつて数学に苦しめられた人、久しぶりに数学に触れてみたい人、そして単に笑いたい人、あらゆる人にオススメできる一冊です。
『たぶん世界一おもしろい数学』で、新しい学びと笑いの世界を体験してみませんか?