大阪工業大学が実践型ドローン授業を開始
大阪工業大学では、情報科学部に新たに設置された実世界情報学科が注目を集めています。この学科は、情報科学技術を駆使して社会の課題を解決するプロフェッショナルの育成を目指しており、基盤技術の強化から先進的な応用まで幅広い教育内容を提供しています。特に、実践型のドローン授業に力を入れていることが大きな話題となっています。
最新の実証実験施設「DXフィールド」
この度、大阪工業大学に設置された大規模実証実験施設「DXフィールド」で行われるドローン授業は、1年生必修科目の「実世界情報入門」として位置づけられています。ここでは、国土交通省が定める「無人航空機操縦者技能証明(二等)」の資格取得に向けた座学も行われ、特に見逃せないのは実践の場として提供される操縦実習です。資格取得を視野に入れた教育が行われるため、学生たちはドローンの操縦や運用についてしっかりと学ぶことができます。
ドローンの操縦を学ぶ充実したカリキュラム
授業では、手動操縦とプログラミングを活用した操縦方法の両方を学ぶことができ、特に教育用ドローンを使用した演習が重要な役割を果たしています。無人航空機の操縦技術を習得するためには、実際に操縦する感覚を身につけることが不可欠です。そこで、大阪工業大学は、ドローンスクールの運営実績を持つIT企業「株式会社ファーストパーソン」と連携し、実践的かつ体系的なプログラムを展開しています。
報道向け公開授業の実施
この革新的な取り組みを多くの人に知ってもらうために、2025年5月20日(火)および27日(火)の二日間、報道向けに公開授業が開催されます。学生たちが実際にドローンを操縦する様子や、実際の授業の一端を見学することができます。この機会を通じて、実世界情報学科が目指す教育理念や具体的な授業内容に触れてみるのもよいでしょう。場所は大阪工業大学枚方キャンパス内「DXフィールド」で、時間は両日ともに13:30から17:00までとなっています。
大阪工業大学の未来へ向けた取り組み
今後、社会に求められる技術者は、単に理論を知っているだけではなく、実践的なスキルを新たに身につけることが重要です。大阪工業大学の実世界情報学科が提供するこのような実践型授業は、学生たちがこれからの時代に必要とされる力を育むための貴重な経験を提供しています。2025年の公開授業をぜひお楽しみに!
公式サイト:
実世界情報学科 DXフィールド