無人SSの実現へ
2026-05-08 15:27:25

無人式サービスステーションを実現するAI監視システムが始動

「無人式サービスステーションを実現するAI監視システムが始動」



株式会社ELEMENTS(本社:東京都中央区、代表取締役:長谷川敬起)は、コスモエネルギーホールディングス傘下のコスモ石油マーケティングと共同で、AI自動給油許可監視システム「AiQ PERMISSION」を開発し、全国のセルフ式サービスステーション(SS)への提供を開始したことを発表しました。

AIが業務を効率化する背景


国内のサービスステーション数は年々減少しており、1994年度末の60,421箇所から、2024年度末には27,009箇所と、実に約半数にまで減少する見込みです。この減少の主な要因は、燃料の需要が落ち込み、さらに人手不足や後継者問題が深刻化する中、特に地方においてサービスステーションの閉店が地域に大きな影響を及ぼすという現状にあります。

これを受けて、総務省消防庁は2021年から「危険物施設におけるスマート保安等に係る調査検討会」を立ち上げ、AIによる給油許可監視支援の導入について議論を重ねてきました。こうした取り組みの結果、2026年には法改正が行われ、条件を満たす自動制御装置の導入が可能となりました。

AiQ PERMISSIONの仕組み


「AiQ PERMISSION」は、AIを活用することで、セルフ式SSにおける給油時の監視を自動化するシステムです。2018年からその開発がスタートし、技術基準適合確認試験に合格した後、複数店舗において実証実験を経て正式導入される運びとなりました。システムは、給油者や車の状態を監視するカメラ映像をAIが解析し、不適切な行為を自動で判断します。リスク行為が検知されると、従業員に警告を出したり、給油を停止することができます。

業務の効率化と安全性の向上


このシステムを導入することで、給油許可の確認作業が自動化され、従業員はリスクを検知したときだけに対応することになります。これにより、スタッフはより生産性の高い他の業務に専念することができ、顧客との接点を深めるチャンスが増えます。また、AIによる継続的な監視がなされるため、従業員だけでの監視よりも高い安全性が確保されます。

実証実験の結果と今後の展望


「AiQ PERMISSION」は、これまでの実証実験により、様々なタイプの店舗でも運用可能であることが確認されています。特に積雪地帯においても、肉眼での視認が困難な条件下でも高い信頼性を示しました。2026年からは、危険物保安技術協会による試験確認業務が始まる予定で、試験確認証明書を取得した後、全国のSSへの本格展開が期待されています。

利用者の声と今後の展開


長谷川敬起社長は「AiQ PERMISSION」はただの省人化ツールではなく、スタッフ一人ひとりが顧客の顔を見て働ける店舗の実現を支持すると語ります。AIによる代替は無駄な業務の排除であり、業務の再定義が必要と考えています。このシステム導入によって、地域でのサービスステーションが持続可能に運営され、日本のエネルギー供給の安定を図る未来に向け、日々進んでいく意向を示しています。

今後もコスモ石油マーケティングと株式会社ELEMENTSは、地域に根差したサービスの提供を目指し、より高い安全性と効率性を兼ね備えたシステムの導入に向けた取り組みを続けていくとしています。


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会社情報

会社名
株式会社ELEMENTS
住所
東京都中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3(5階)
電話番号
03-4530-3002

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