文系と理系の就活比較
2025-02-14 15:21:51

文系・理系別の就活実態報告:2026年卒業予定者の動向

2026年卒業予定者の就活実態調査


エン・ジャパン株式会社が運営する新卒向けスカウトサービス『iroots』では、2026年に卒業予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動の実情に関するアンケートを実施しました。対象者は166名で、今回は文系と理系の学生の就活状況を比較した結果をご報告します。

就活の参加企業数の違い


調査の結果、文系学生が参加予定の企業数は平均「14.0社」であるのに対し、理系学生は「9.6社」となりました。この傾向から、文系の学生は多くの企業にエントリーする傾向が見られ、特に文系学生のボリュームゾーンは「6〜10社」に集中しています(35%)。一方、理系学生の多くは「1〜5社」(41%)に絞っています。このように、文系学生は広範囲にアプローチし、理系学生は厳選する傾向が強いようです。

本選考エントリーの決め手


次に、本選考にエントリーする際の決め手を探りました。どちらのグループも「仕事内容」が最も重要視され(文系:55%、理系:63%)、次いで「給料や福利厚生」が続きました。特に、「経営陣または社員の人柄」については、文系学生が13ポイント高く、文系は企業文化に重きを置いていることが浮き彫りになりました。

内定状況と活動の継続


内定を受け取った学生の中で、約32%が「内定承諾はしたが就活を続けている」と回答。この結果は、文系学生が44%に対して、理系は46%と似た割合でした。ただし、理系学生のうち18%は「内定承諾をして就活を終了した」という回答もあり、文系学生ほど活動を継続しているわけではないようです。

志望業界の傾向


志望業界に関して、文系・理系ともに「メーカー」が第一希望に挙げられました。文系では35%に対し、理系では60%がメーカーを希望し、理系学生の高いメーカーへの志向が見られました。さらに文系学生は次に「商社」を、理系は「通信・システム・ソフトウェア」を志望していることも分かりました。

まとめ


今回の調査では、文系と理系の就活状況には明確な違いがあることが確認されました。文系学生は多くの企業にチャレンジし、内定後も就活を続ける傾向があります。一方、理系学生は少数精鋭で厳選した企業にアプローチし、早い段階で内定を決める傾向が見受けられました。

このように、今後の就職活動においては、文系・理系それぞれの特性を理解し、自分に合った就活スタイルを模索することが重要です。利用者自身の価値観や希望を明確にして、より良い選択をしていくことが求められるでしょう。今後の就活動向にも注目です。


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