新たな文化を提案する「Deathフェス」
2024年4月14日、渋谷ヒカリエで「Deathフェス」が開催されることが決定しました。このイベントは、一般社団法人デスフェスが主催し、「よい死の日」を中心に、死にまつわる多様な視点を届けることを目的としています。
「Deathフェス」は、従来の葬儀や相続といった終活に特化したイベントとは異なり、死をテーマにしたトークセッションや体験型コンテンツを通じて、私たちの「生」と「死」に対する捉え方を刷新する場となります。令和の時代にふさわしく、一人一人が新たに考えるきっかけを提供します。参加は無料ですが、事前にチケットを登録する必要があります。
イベント概要
- - 日時: 2024年4月13日(土)〜18日(木)
- - 会場: 渋谷ヒカリエ 8F「8/」COURT・CUBE
- - 参加費: 無料(有償プログラムもあり)
この6日間、30以上のトークセッションやワークショップ、展示が予定されており、注目される企画も数多くあります。
主なプログラム
- - 地獄VR体験(13日 12:00~13:30): 一度地獄に落ち、住職の説法を受けるユニークな体験。
- - 老いも楽しむ「老いパーク」体験(13日 16:50~17:30): 日本科学未来館の協力による、学びと遊びを融合。
- - メキシコ式「よい死の日」前夜祭(13日 19:00~20:30): テキーラで乾杯し、祝うイベント。
- - 模擬納棺式(14日 12:00~12:45): 渋谷のど真ん中で行う、厳かな儀式。
- - 為末大氏と遠山正道氏によるトーク(14日 12:50~13:20): 「老い」と「死」についての明るい語り。
- - 初音ミクとの結婚と別れ(14日 17:45~18:30): 現代の多様な家族観についての議論。
このイベントの参加者は、特別なゲストとして、多彩な背景を持つ様々な方々が予定されています。例えば、デジタル遺品を考える会の古田雄介氏、ジャーナリストでもある浄土宗の住職・鵜飼秀徳氏などです。
Deathフェスの理念
デスフェスは、9月1日が「防災の日」として広く知られているように、4月14日を「よい死の日」として定着させることで、社会全体で生と死についての対話を促進することを目指しています。参加者がそれぞれの生と死を見つめ直すきっかけとなることでしょう。
一般社団法人デスフェスの共同代表、市川望美さんと小野梨奈さんは、それぞれの独自のバックグラウンドを活かしながら、全国へこのムーブメントを広げていく考えです。死を通じて、個々の生き方を深く見詰め直す機会を提供します。詳細な情報は公式WEBサイトをご覧ください。
公式WEBサイト:
Deathフェス
終わりに
新しい文化の発信地、渋谷で開催されるこの「Deathフェス」が、死に対する考え方を一新し、参加者に新たな視点を提供することを期待しています。皆さんもこの機会にぜひ参加してみてはいかがでしょうか?