成田空港、カーブサイドで2車線運用トライアルを実施 - 二重駐車抑制へ

成田空港では、カーブサイド（車両乗降場）における二重駐車問題の解消に向け、新たな取り組みを実施します。7月10日から31日までの期間、第2ターミナル到着階カーブサイドと貨物管理ビル周辺道路の一部エリアにおいて、2車線運用トライアルを実施する予定です。

現在、成田空港のカーブサイド一般車レーンでは、特に時間帯によっては、長時間駐停車による二重駐車が発生し、安全な運用確保が課題となっています。今回のトライアルでは、第2ターミナル到着階カーブサイドの3車線ある一般車レーンの一部を閉鎖し、2車線での運用を試みます。これにより、二重駐車の発生を抑制し、スムーズな車両の乗り降りを促す効果が期待されます。

また、貨物管理ビル周辺道路についても、片側2車線のうち1車線で長時間駐停車が常態化しており、安全面への懸念が高まっています。このエリアでも、一部の車線を閉鎖することで、長時間駐停車を抑制し、安全な運用を確保できるか検証していきます。

成田空港は、今回のトライアルを通じて得られた結果を分析し、今後のカーブサイド運用改善に役立てていく方針です。利用客にとって安全で快適な空港環境を実現するため、今後も様々な取り組みを進めていく予定です。