エフェクチュエーション普及
2025-04-10 13:19:22

不確実な時代を生き抜く新たな経営理論、エフェクチュエーションの普及が進む

不確実な時代を生き抜く新たな経営理論



エフェクチュエーションの普及が進む



株式会社スナックレモネード(本社:大阪)は、株式会社ネットプロテクションズ(NP)の「エフェクチュエーション推進顧問」に就任したことを発表しました。これは、今の不確実な時代において、柔軟さと適応力を求める企業や個人にとって大きな意義を持つ取り組みです。

NPは「ティール組織」と呼ばれる新しい形の組織を目指しており、メンバーが会社のミッションやビジョンにどれだけ共感できるかを重視しています。特に新卒採用においては、学生との価値観の合致度を基にした選考プロセスが設計されています。これは、メンバー全員が同じ方向を向いて働くことができる、より良い職場環境を作り出すための重要なステップと言えるでしょう。

エフェクチュエーションとは何か?



エフェクチュエーションは、アメリカの経営学者サラス・サラスバシー氏によって提唱された理論で、従来の計画的な経営手法とは異なり、今あるリソースを活用し、柔軟に事業を創造することを特徴としています。不確実性の高い環境でこそ、この理論は特に有効であり、起業や経営戦略に革新をもたらす手法として注目されています。

日本では2015年にその考え方が紹介され、2023年には神戸大学の吉田準教授とサイボウズの中村役員により入門書も刊行されました。これにより、エフェクチュエーションは国内でも広まりつつあります。

スナックレモネードの谷口千鶴代表は、エフェクチュエーションの研究を重ねてきた経験を持ち、関西学院大学ビジネススクールでその理念を実践し、他の教育機関でも講義を行っています。

NPの展望



NPではこのエフェクチュエーションが今後の日本の経済活動の原動力になると考えています。NPの執行役員、石田淳也氏は「エフェクチュエーションとティール組織の親和性は非常に高い」と語り、スナックレモネードとの連携に期待を寄せています。

谷口代表も、エフェクチュエーションの考え方が行政や医療、教育の現場でも求められていると述べており、今後も幅広い層への理解と実践の促進に努める意向を示しています。

活動の広がり



実際、スナックレモネードの取り組みは多岐にわたります。今年にはいくつかのイベントも予定されており、エフェクチュエーションの理念を広める場を設けることで更なる社会浸透を図っています。その一環として、発売された「エフェクチュエーション手帳」は、初日で完売するという好評を得たことからも、多くの人々が関心を持っている様子が窺えます。

今後も株式会社スナックレモネードは、エフェクチュエーションの推進と実践に力を入れ、様々な分野との協力を通じて新たな価値を生み出すことを目指します。サステイナブルな社会構築を目指すこの挑戦が、どのように発展していくのか期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社スナックレモネード
住所
大阪府大阪市北区梅田1丁目2番2号大阪駅前第2ビル12-12
電話番号

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