Yoomとマネーフォワードの新たな提携
ハイパーオートメーションの最前線で活躍する「Yoom」が、請求書受領・送付システムである「マネーフォワード クラウドインボイス」とのAPI連携を発表しました。これにより、企業は請求書業務を一層効率化することが期待されています。
Yoomとは
Yoom(ユーム)は、AI(人工知能)、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)、OCR(光学式文字認識)などの先端技術を駆使して、さまざまなデスクワークを自動化するためのツールです。これまでは、RPAを利用する際に発生していた手間のかかる作業やミスのリスクを大幅に軽減し、業務の効率化を実現しています。
マネーフォワード クラウドインボイスの特長
一方、「マネーフォワード クラウドインボイス」は、電子帳簿保存法やインボイス制度に対応した企業向けの請求書システムです。受領および送付の機能を兼ね備えており、特に中堅企業やエンタープライズ企業向けに設計されています。
- - 受領機能(受領プラン): こちらは、多数の請求書を一括で受領し、AI-OCRを活用して迅速かつ正確にデータ化することを可能にします。その結果、受領した請求書をオンラインで一元管理することができます。
- - 送付機能(送付プラン): CSV形式の請求情報やPDFデータをアップロードすることで、自動的に送付業務を行うことができます。これにより、業務の重複や手間を大幅に削減できます。
新たなAPI連携のメリット
今回のAPI連携により、Yoomは400を超える業務ツールと連携できるようになりました。これにより、業務フローが自動化され、以下のような具体的なアクションが可能になります。
1.
CRM/SFAとの連携: SalesforceやkintoneなどのCRM/SFAに登録された取引先情報がマネーフォワード クラウドインボイスに自動的に反映されるため、手作業でのデータ入力が不要になります。これにより、業務のミスや社員の負担が軽減され、請求書の発行プロセスがスムーズになります。
2.
スプレッドシートとの統合: スプレッドシートに保管された帳票データが、定期的にマネーフォワード クラウドインボイスに自動でインポートされます。手動でのエクスポートやインポートが不要になることで、データの正確性が向上します。
今後の展望
この連携により、Yoomとマネーフォワードの両サービスを利用する企業は、請求書業務の省力化と効率化を実現できることが期待されます。また、現在未連携のサービスについても柔軟に対応し、新たな機能の追加が図られる見込みです。
このように、Yoomとマネーフォワードの連携は、今後の業務効率化の重要なポイントとなるでしょう。