LGBT eラーニング
2016-04-01 17:21:43
「Letibee」が初のLGBT向けeラーニング教材を監修し多様な職場環境を支援
「Letibee」が監修する新たなLGBT研修教材
企業のダイバーシティー推進が叫ばれる中、株式会社レティビーが日本初のLGBTをテーマにしたeラーニング教材「誰もが働きやすい職場をつくる“LGBT”」の監修を通じて、より多様な職場環境実現を目指しています。この教材は、特に中間管理職を対象としており、LGBTに関する理解を深めるための内容が盛り込まれています。
背景にあるLGBTの現状
近年、日本でもLGBTの理解が進みつつあるものの、実際には多くの職場で依然として差別的な考えが根強く残っています。2015年の調査では、自認するLGBTの割合が7.6%に達するとされる一方で、職場での理解不足から差別が生じているとの結果も報告されています。これは日本企業が国際基準に追いつくために急務となる課題です。
アメリカでは、「働きがいのある最良企業100社」が全てLGBT施策に取り組んでおり、これが企業の発展に繋がっています。日本企業も、同様の施策を試みなければならなくなっています。LGBTへの対応ができていない企業は、優秀な人材を失い、企業イメージを損なうリスクに直面することになります。
中間管理職を対象にした実践的な教材
このeラーニング教材は、慶応義塾大学のDavid J. Freedman教授が監修した内容が特徴です。LGBT当事者が直面する課題や、職場でのコミュニケーションの改善方法に焦点を当てています。具体的なシナリオを通じて、管理職が実践的なマネジメントスキルを身に付けることができるよう設計されています。
「中間管理職のためのチームマネジメントシリーズ」の一環である本教材は、管理職を対象にした特別なコンテンツとして提供され、多様な人材が活躍できる職場づくりをサポートします。
期待される成果
この教材の導入により、企業はLGBT施策を取り入れた職場環境を整備し、多様性を受け入れる体制を強化することが期待されています。管理職が当事者を理解し、適切にマネジメントする力を養うことは、企業の長期的な成長に寄与することでしょう。
企業の取り組み
レティビーは2014年に設立され、LGBTに関する様々な研修事業を展開しています。また、情報メディアサイト「Letibee LIFE」や、調査機関「LGBTマーケティングラボ」を運営し、LGBT施策の普及に努めています。一方、ライトワークス社もITを活用した人材育成を行い、企業の競争力強化を目指しています。
まとめ
「Letibee」が監修したeラーニング教材は、日本企業におけるLGBTへの取り組みを加速させ、すべての従業員が働きやすい職場環境の実現に貢献することでしょう。企業のダイバーシティーへの理解を深める一歩として、この教材の利用が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社レティビー
- 住所
- 東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRID
- 電話番号
-
080-3533-1980