会計事務所支援の権威、TOP100事務所2025が発表される

会計事務所の表彰「TOP100事務所2025」発表

2025年9月3日および9月9日に開催された「フォーラム2025」にて、株式会社エフアンドエムが運営する「経営革新等支援機関推進協議会」は、全国の会計事務所から選出された「TOP100事務所2025」を発表しました。本表彰は、全国1,700の協議会会員事務所の中から、特に優れた付加価値支援を行う事務所に与えられるもので、その栄誉は中小企業支援の取り組みにおいて顕著な成果を収めた事務所に与えられます。

TOP100事務所の選定基準

TOP100事務所は、協議会の表彰制度「推進協議会AWARD」の中で最高位の賞として位置付けられています。この選評プロセスでは、補助金や融資、資金繰り支援などの面から中小企業をどれだけ支援しているかが評価されます。特に、クライアントの経営課題の解決や企業成長を促す成果を上げた事務所が認定されるため、選出の意義は非常に大きいと言えます。

殿堂入り事務所について

さらに、TOP100事務所に5年連続で選ばれた事務所には「殿堂入り事務所」の称号も付与されます。これは、長期にわたり安定したパフォーマンスを発揮し続けている事務所に対する特別な評価であり、中小企業支援において顕著な貢献を果たしているため、その功績が協議会により称えられます。

2025年度TOP100事務所一覧

2025年度のTOP100事務所の中には、北海道から沖縄まで多様な地域の事務所が名を連ねています。今年は新たに20事務所が初受賞し、合計で70以上の事務所が受賞の栄誉に浴しました。

主な受賞事務所（敬称略）

- 北海道: あすか税理士法人（初受賞）
- 宮城県: 税理士法人青木＆パートナーズ（初受賞）
- 東京都: 数多の事務所が受賞、塙公認会計士事務所が4度目の受賞、など
- 大阪府: おぎ堂会計事務所が4度目、さらに複数の事務所が初受賞
- 福岡県: 江崎会計・中小企業診断士事務所（5度目の受賞）

各地域での活動を通じ、中小企業の支援を行なっているこれらの事務所。今後ももっと多くの税理士や公認会計士が、様々な形で企業に貢献できることが期待されます。

経営革新等支援機関推進協議会の役割

経営革新等支援機関推進協議会は株式会社エフアンドエムによって運営されており、会計事務所の業務支援、研修会提供、ノウハウの共有などを通じて、中小企業の経営力をサポートしています。特に「中小企業経営力強化支援法」に基づく施策の一環として、各事務所の活動を支援し、信用のある会計業界の形成を目指しています。

今後も同協議会は多くの税理士や公認会計士事務所へサービスを拡大し続け、日本の中小企業の活性化を図ることで、会計業界に魅力をもたらすことに取り組んでいく予定です。