絵おと芝居2026 ~ヒロシマを復興させた力~
広島での劇的なイベント『絵おと芝居2026』が、9月12日(土)に開催されます。この公演は、株式会社広島ホームテレビと一般社団法人まち物語制作委員会、そして広島市の共催によって実現しました。会場は平和記念資料館のメモリアルホールで、入場は無料です。本イベントが注目されるのは、そのコンセプトと参加者たちの熱意です。
絵おと芝居とは?
『絵おと芝居』は、広島を拠点に活動する紙芝居作家、いくまさ鉄平さんが創始した新しい形の舞台表現です。復興をテーマにした物語を大型スクリーンに映し出した紙芝居と朗読、そして生演奏が組み合わさり、観客に感動を与えます。特に重要なのは、この公演には中高生や大学生といった次世代を担う若者たちが朗読に参加し、平和のメッセージを未来へ繋げる役割を果たすことです。
新作「広島チンチン電車物語」
今年の注目作は「広島チンチン電車物語」で、戦時中の「広島電鉄家政女学校」で育った少女たちの物語を描きます。彼女たちは学びながら、運転士や車掌として広島の交通を支える存在でした。そして、被爆からわずか3日後には「チンチン電車」の運行が再開され、復興への希望を人々に届ける活躍をしました。しかし、この女学校は極めて短い期間しか存在せず、2年半の間に幻のような教育機関としての歴史を刻みました。
この作品にはノートルダム清心高校の演劇部が新たに参加し、広島電鉄の原爆犠牲者を追悼する慰霊祭に参列したり、被爆当時の体験談を持つ家政女学校一期生、中村モリノさんから直接話を伺ったりするなど、平和への願いをしっかり受け継いで稽古を行っています。
公演詳細
- - 演目名: 絵おと芝居2026「ヒロシマを復興させた力」
- - 日時: 9月12日(土)14:30開演(14:00開場)
- - 会場: 広島平和記念資料館メモリアルホール(東館地下1階、無料ゾーン)
- - 住所: 広島県広島市中区中島町1-2
- - 入場料: 無料(常設展示チケットがなくても入場可)
なお、やむを得ない事情により演目や出演者が変更になる場合がありますので、予めご了承ください。この公演は、若い世代が未来に向けて平和の重要性を考える機会となり、広島の歴史を新たな形で語り継ぐ役割を果たします。作品の創作者であるいくまさ鉄平さんと朗読劇指導の森井順さんの情熱も、観客に深く伝わることでしょう。
広島から未来へとつながる希望のメッセージを、ぜひその目で確かめてください。