インテージ、広告効果測定の新時代を切り開く新連携を発表

株式会社インテージとAmazon Adsが実現した新たな広告効果測定

株式会社インテージは、Amazon AdsとのServer-to-Server（S2S）連携を完了させ、広告効果測定の新たなサービスを開始します。この連携は従来のタグベースの計測手法から、サーバー同士の直接的なデータやり取りへと移行し、よりセキュアで正確な広告計測を実現します。

Server-to-Server（S2S）連携のメリット

S2S連携とは、サーバー同士が直接通信を行い、データを交換する仕組みです。この方法により、ブラウザ経由でのデータ取得が不要になるため、広告の効果測定はより効率的に行えるようになります。クッキーに依存しないため、プライバシー保護の観点でも優れており、現代のクッキーレス時代に適応した技術として注目されています。

新たに提供される広告効果測定サービス

インテージが今回発表したS2S連携を活用したソリューションは、以下の通りです。

- オフラインセールスインパクト調査

インテージが保有するSCI®（全国消費者パネル調査）をもとに、広告に接触した消費者のオフラインでの購買行動への影響を詳しく分析します。この分析によって、広告施策の効果を定量的に示すことができ、マーケティング戦略の改善に寄与します。

- ブランドリフト調査

Amazon Adsに接触した消費者のブランドに対する認知度や好意度、購入意図の変化をアンケートを通して調査し、広告がもたらすブランドへの影響を分析します。このデータは、今後の広告戦略の最適化に役立ちます。

- クロスメディア効果測定

i-SSP®（インテージシングルソースパネル®）を駆使して、Amazon AdsとTVCMといった異なるメディア間での広告施策効果を分析します。これにより、広告接触が単独または重複している消費者のデータを収集し、クロスメディア戦略の最適化を支援します。

未来のマーケティング支援へ向けて

インテージは、今後も最先端の技術を駆使して、企業のマーケティング課題を解決し、活動の支援を行っていく予定です。企業はこの新たな広告効果測定サービスを利用することで、より高度かつ効果的なマーケティング活動を展開できるでしょう。

会社概要と目指すビジョン

株式会社インテージは1960年に設立以来、アジアでトップクラスのマーケティングリサーチ及びインサイト事業を展開してきました。国内外の企業と団体に対して総合的なマーケティング活動支援を行い、事業ビジョンとして“Create Consumer-centric Values”を掲げています。

これからもインテージは、消費者の理解を深め、データ活用の高度化を通じて、顧客企業の成功を助け、生活者に幸福をもたらすことを目指していきます。

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