オンラインで島根体験
2020-05-21 13:02:32

島根県の酒蔵と味覚をオンラインで楽しむ新しい旅の形

新型コロナウイルスの影響は、多くの地域経済に直撃しています。特に飲食業や酒造りに携わる地域の生産者たちは、厳しい状況に置かれています。このような中、実際に生産者を訪ねることが難しい現在の状況を打破するため、あうたびが開催する「島根県の酒蔵や生産者を訪ねる旅」は、新しい形の体験を提供します。

このオンラインツアーは、参加者が自宅に居ながらにして島根の酒蔵とその特産品を楽しむことができる企画です。参加者にはあらかじめ特産品がセットになったギフトが送られ、その後、酒蔵や生産者をオンラインで訪問します。ツアー中には、蔵の見学や商品の説明が行われ、質疑応答の時間も設けられています。まるで自分が現地にいるかのような体験を味わえるのがこのツアーの魅力です。

企画の開始の背景には、地域経済を支援したいという思いがあります。あうたびの代表、唐沢雅広氏は「参加者には少しでも旅行の楽しさを感じてもらいたく、この企画を立ち上げました」と語ります。彼は、参加者がストレスを発散できる機会を提供したいと考えています。

ツアーは全5回にわたって開催され、各地域の特産品セットが用意されています。例えば、第一回目の出雲市では、酒や地元の名物を詰め込んだ「応援セット」が用意されており、酒蔵を見学しながら、その土地の魅力を存分に堪能できます。

開催日程は以下の通りです。第一回は5月31日(日)出雲市から始まり、続いて松江市、江津市、大田市が予定されています。各回で50名の参加者を募っており、参加費用は無料ですが、特産品の購入が必要となります。各地域の特産品が集約されたセットは非常にお得で、今後の参加者たちにとっても、地域を応援する一助となるでしょう。

この取り組みはただの観光ツアーにとどまらず、地域経済への支援活動でもあります。参加者が地元産品を購入することで、直接的な経済効果がもたらされるのです。また、オンラインという形を利用し、距離を超えた交流が可能になることで、島根の魅力を全国に発信する機会ともなり得ます。

このような新しい試みを通じて、あうたびは地方と都市、また地域と地域をつなぐ架け橋となり、より多くの人々に日本の伝統文化と特産品を知っていただくことを目指しています。島根県の美味しいお酒や食材を楽しむために、ぜひ今後のオンラインツアーに参加してみてください。きっと特別な体験が待っています。

会社情報

会社名
あうたび合同会社
住所
東京都北区赤羽1-59-8 ヒノデビル4F
電話番号
03-6356-4461

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。