新しいガイドシステム
2015-10-28 16:00:02

視覚障害者の生活をサポートする新しいガイドシステムが始動

新しい視点からのサポートを目指す「guide glass」



視覚障害者が安全に外出し、日常生活を送るための新しい取り組みが始まっています。クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」を通じて、視覚障害者専用の遠隔ガイドシステム「guide glass」の開発支援が募集中です。このシステムは、視覚障害者の生活の質を向上させるために設計されています。

プロジェクト概要



「guide glass」は、視覚障害者の外出を支援する最新の技術を活用したシステムです。このシステムでは、カメラを通じてリアルタイムで周囲の情報を捉え、遠隔にいるサポーターと情報を共有することができます。また、音声通話機能も備えており、遠隔サポーターが視覚障害者の移動をガイドすることが可能です。

支援の申し込みは3,000円から受け付けており、支援額に応じて試作アプリやカメラセットなどがリターンとして提供されます。このプロジェクトは、2023年1月9日まで支援を受け付け、目標金額180万円に到達した場合に成立します。

システムの特徴



本プロジェクトでは、2016年に開発された眼鏡型ウェアラブルデバイスを元に、より実用的で普及しやすいスマートフォンアプリとして展開します。スマートフォンに小型カメラをUSB接続することで、ハンズフリーでの利用が可能になります。また、カメラを眼鏡に取り付けるための特別な器具も制作されます。これにより、視覚障害者がより自由に外出できる環境を整えています。

遠隔サポートの仕組み



「guide glass」は、スマートフォンと外付けカメラを使用して、視覚障害者が現在いる場所や周囲の状況をリアルタイムで確認できるようにしています。遠隔者は、視覚障害者がどのような状況にあるかを把握し、必要に応じてサポートやガイドを行うことができます。この機能は、PCやタブレットなどさまざまなデバイスで利用可能で、遠隔者が簡単にアクセスできる点も大きな魅力です。

現状と今後の展望



現在の視覚障害者の外出支援は、白杖や盲導犬、点字ブロックなどの従来の手段に依存していますが、「guide glass」と併用することで、外出に関するハードルを下げ、視覚障害者がより自立した生活を送る手助けができると考えています。これにより、視覚障害者の暮らしの質の向上が期待されます。

クラウドファンディングの意義



近年、日本でもクラウドファンディングが注目を集めています。個人や団体が独自のプロジェクトを提案し、不特定多数から支援を得る仕組みは、さまざまな社会問題の解決につながっています。視覚障害者向けの「guide glass」プロジェクトも、その一環として立ち上げられ、多くの方々にサポートを呼びかけています。

興味のある方は、こちらからプロジェクトページを訪れてみてください。視覚障害者の生活をより豊かにするために、一緒に支え合っていきましょう。

会社情報

会社名
株式会社パンタグラフ
住所
東京都渋谷区恵比寿西2-17-6代官山ウェスト1階
電話番号
03-5464-1444

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