エイビットが新たに発表したローカル5G検証機AU-500シリーズ
エイビットは、5月より日本初となるサブ6帯をサポートしたローカル5G検証機「AU-500シリーズ」の提供を開始しました。この新しい検証機は、ローカルニーズに応じた無線環境の評価を容易にすることを目的として開発されました。
ローカル5Gが求められる理由
ローカル5Gは、大容量や超低遅延、同時接続数の多さなど、5G通信の特性を活かし、特にスマートファクトリーや鉄道、港湾といった重要なインフラのデジタル化が期待されています。一般企業や自治体には、自らのニーズに応じたローカル5Gの免許を得て、スポット的に5G通信環境を構築することが可能です。特に広範なカバーエリアを持つサブ6帯の周波数は、今後の制度化に向けて多くの注目を集めています。
AU-500の特徴と利点
AU-500シリーズは、特に高速大容量タイプ(eMBB)のローカル5Gを実現するために設計されています。無線環境を簡単に評価できるように端末と基地局がセットになっており、4.6GHz帯をサポートします。スタンドアローン(SA)モードで動作するため、LTEやWi-Fi環境の影響を受けることなく、安定した5G通信が可能になります。
さらに、AU-500を使用することで、お客様のビジネスプランに基づく検証やサービス開発が行えるため、自動運転技術やスマートファクトリー向けの無線伝播特性や遅延試験を実施することができます。また、監視サービス向けには4K映像の伝送実験も可能となっています。
エイビットの取り組み
これまでエイビットは、公的研究機関と共同で5G実証実験に参加し、その経験を活かして2018年度に4.6GHz帯で動作する5G評価システムを開発しました。また、2019年度には大規模マシンタイプ(mMTC)向けのローカル5G検証機セットであるAU-100シリーズも発表し、5G IoTシステム構築のための基盤を整えました。
新たなAU-500シリーズにより、高速かつ大容量のローカル5Gネットワークを実現し、様々な現場で迅速かつ円滑な通信環境を提供することが可能になります。
想定される用途
エイビットはローカル5Gの技術的知見を活用し、顧客に向けたコンサルティングや実証実験のサポート、さらには試験局の免許申請に関するサポートを提供しています。また、ローカル5Gビジネスの共同推進を目的としたパートナー制度も設けており、多様な企業との協力を通じて、ローカル5Gの普及を加速させることを目指しています。商用機は来春に市場に投入される予定です。
まとめ
エイビットのAU-500シリーズは、ローカル5Gの重要なマイルストーンとなり、企業が求める様々な通信ニーズに応えるべく発展していくでしょう。これにより、さらなるデジタル化が進むことが期待されます。興味のある方は、特設サイトで詳細を確認することができます。
AU-500特設サイト
会社情報
株式会社エイビットは、1986年に設立され、日本国内において無線通信技術を活用した通信端末の開発に従事しています。特に都市ガスやLPガスの遠隔検針ユニットでは国内トップシェアを誇り、多岐にわたる分野での需要に応えています。