禁煙の意向と影響
2013-08-14 13:00:13
禁煙意向高まる中、たばこの健康影響を再認識する時代
煙草に関する調査結果の概要
マイボイスコム株式会社が実施した最新のインターネット調査により、煙草に対する意識の変化が浮き彫りとなっています。本調査は2013年7月1日から5日にかけて行われ、12,006件もの回答が集まりました。この結果、禁煙に関する意向や、たばこの健康への影響など、さまざまなデータが明らかになりました。
喫煙経験と現状
調査によると、現在喫煙している人は全体の約20.2%、過去に喫煙していたが今は吸っていない人は26.9%となっています。この結果、喫煙経験を持つ人は合計で47.1%ということになります。特に現喫煙者は、男性では約30%、女性では約10%の割合です。また、過去に喫煙した人の中では、高齢層である男性50代以上が特に多いという傾向も見られます。
現喫煙者が1日に吸う本数については、「16~20本」が最多で、おおよそ3割を占めています。近年、喫煙本数が減少傾向にあることも示されており、特に男性や40代、50代以上の人々の間で顕著です。
禁煙意向の高まり
調査結果の中で、現喫煙者の中で禁煙を希望している人は47.0%となっており、特に女性の禁煙希望者は高い割合を示しています。20代の女性では70%近く、男性30代でも半数以上が禁煙希望であることが明らかになりました。禁煙経験者の中では、39.5%の人が「何度も禁煙したことがある」と回答し、「1回だけある」との回答が28.9%でした。
また、禁煙時に補助剤や医療機関を利用した経験がある人は32.1%となっており、最も多いのは「禁煙ガム」と「禁煙パイプ」で、現喫煙者の中では「禁煙ガム」や「電子タバコ」の使用が見られることが注目されています。
たばこの弊害に対する意識
煙草の害についての問いに対しては、「健康への悪影響」「受動喫煙」「服や部屋の臭い・汚れ」といった点が特に目立ち、6~7割以上の回答者がこれらを挙げました。特に若年層においては金銭的負担が重要視され、多くの男性20代がこの意識を持つことがわかりました。また、喫煙未経験者からは「受動喫煙」への懸念も多く挙げられています。
まとめ
禁煙が求められる現代において、タバコの健康への悪影響や禁煙意向が高まる中、年代ごとの傾向も明らかになりました。特に若年層における金銭的負担の感覚は、今後の喫煙者数にも影響を与える可能性があります。啓発のための取り組みがますます重要になってきていることが、この調査結果から伺えます。
会社情報
- 会社名
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マイボイスコム株式会社
- 住所
- 東京都千代田区神田錦町3-17-11エイハビル5F
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03-5217-1911