NIJINアカデミー 合同進路相談会の様子
2025年6月19日、株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクール『NIJINアカデミー』は、メタバース空間にて「合同進路相談会」を開催しました。このイベントには、アカデミーに在籍する生徒とその保護者、およそ70名が参加し、進路選択に関する大切な情報を得ることができました。
参加した教育機関は、日本国内外から6校で、通信制高校や海外校がそれぞれ独自の教育内容や生活スタイルを紹介しました。生徒たちは、自分に合った進路や興味を持った選択肢を理解する貴重な機会を得たのです。
参加校の紹介
当日、出席した教育機関は以下の通りです:
- - 開志創造高等学校
- - 神村学園京都学習センター
- - HR高等学院
- - NIJIN高等学院
- - Pakuranga College(パクランガ・カレッジ)
- - Evakona Education(エバコナ語学学校)
これらの学校の代表者たちは、特に「学校に行けないからこそ見える価値観」や「多様な選択肢が存在する」というメッセージを伝えました。このような考え方は、参加者にとって進路について再考する良い刺激となりました。
進路を考えるきっかけの提供
本相談会は、単に進学や復学のためでなく、「自分のペースで自分に合った進路を考える」という理念を重視しています。この考えを実現するため、匿名のアンケート調査を実施したところ、参加者の多くが「進路を考えるきっかけが得られた」という意見を寄せてくれました。実際、88.9%の参加者が「非常に満足」と回答し、メタバースという新しい形態の相談会が多くの人々に受け入れられたことを示しています。
参加者の声を反映
多くの参加者が、合同相談会を通じて具体的な情報を得たことに対する感謝の意を示しました。「通信制高校の仕組みをより深く理解できた」「子どもと一緒に将来について話し合う機会になった」といった前向きなコメントが目立ちました。特に、ある保護者からは「もし通常の学校に通っていたら、進路について考え始めるのはもっと先だったでしょう」との感想があり、早期に選択肢を知ることの重要性が強調されました。
今後の取り組み
NIJINアカデミーは、今回の成功を受けて、メタバース校舎内で参加校の情報を引き続き発信していく方針です。また、各校のニーズに応じた個別相談会の開催も計画しています。進路選択の重要性をさらに高めるために、今後も「どこで学ぶか」だけでなく「どんな自分で在りたいか」を基にした進路支援を続けていく予定です。
NIJINアカデミーの基本情報
『NIJINアカデミー』は、2023年9月に開校した、不登校の小中学生向けのオルタナティブスクールです。全国から集まった生徒たちが希望を持てる未来を描けるよう、「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」というカリキュラムを実施しています。希望する生徒の約9割が在籍校の出席認定を獲得しており、進学の選択肢を多様化することを目指しています。
会社概要
株式会社NIJINは「教育から国を照らす」を理念に掲げており、不登校や教員不足、教師の働き方、学校の在り方など、さまざまな教育課題を解決するための仕組みを展開しています。具体的には、教師研修、不登校支援、起業支援、教育イベント、アフタースクールなど、幅広いサービスを提供しています。教育の未来を切り拓くために、日々活動を続けています。