RAD Studio 12.2発表
2024-09-13 11:29:20

新たな進化を遂げた『RAD Studio 12.2 Athens』が開発者に新機能を提供

エンバカデロ・テクノロジーズ、RAD Studio 12.2 Athensを発表



エンバカデロ・テクノロジーズが、クロスプラットフォームネイティブアプリケーション開発のための統合開発環境『RAD Studio 12.2』をリリースしました。この新バージョンには、DelphiおよびC++Builderのコーディングを支援する多彩な機能が追加されています。

新機能のハイライト


Smart CodeInsightによるAIコーディング支援


RAD Studio 12.2では、生成AIを活用したSmart CodeInsight機能が登場しました。この機能により、開発者はDelphiとC++Builderにおいて、より効率的にコーディングすることができます。特に、開発チームの情報保護に配慮して、さまざまなAIバックエンドから選択可能です。これにより、オンラインソリューションやオープンソースのライブラリをさまざまな用途で活用できます。

64-bit版Delphi Windowsコンパイラの搭載


新たに搭載された64-bitバージョンのDelphiコンパイラにより、開発者はより巨大で複雑なアプリケーションを一つの実行ファイルでビルド可能になりました。これにより、メモリ効率が飛躍的に向上し、開発の柔軟性が増しました。

C++コンパイラの強化


C++Builderについても、ClangベースのC++コンパイラがさらに強化され、並列実行機能やGPUサポートが追加されました。これにより、コンパイル速度が飛躍的に向上し、生産性の向上が期待されます。新たなバッチコンパイル機能により、大規模プロジェクトにおける開発効率が格段に向上しました。

IDEの新機能


新しいフォーカスモードを導入し、IDE内でのエディタ表示を簡素化することで開発者がコーディングに専念できる環境を提供します。また、スクロールバーに注釈を付けることで、コードの変更箇所やエラーを視覚的に確認しやすくなりました。

Web開発を強化するWebStencils


新たに追加されたWebStencilsテンプレートライブラリを活用することで、サーバーサイドアプリケーションから得たデータを基にしたモダンなWebサイトの構築が可能になります。HTMLファイルとのスクリプトベースの統合により、開発の効率が大幅に向上しました。

モバイル開発の向上


Delphiのモバイル開発機能も改善され、iOSとAndroidの両プラットフォームでのアプリケーション開発がさらに効率化されています。特に、Appleプラットフォームに対するサポートが強化され、ネイティブライブラリの圧縮オプションが新たに追加されました。

RAD Studioの進化


エンバカデロのRAD Studioは、長年にわたり多くの開発者に支持されてきました。最新の12.2バージョンは、さらなるパフォーマンス向上と使いやすさを追求した設計となっており、今後のアプリケーション開発に大きな貢献を果たすことでしょう。特に、AIを活用したコーディング支援機能は、開発者にとって大きな助けとなります。

詳細情報や購入方法、キャンペーン情報については、公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
エンバカデロ・テクノロジーズ合同会社
住所
東京都千代田区内神田1丁目14-8KANDA SQUARE GATE 5F
電話番号

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