東京2025デフリンピックに東京パワーテクノロジーの選手が出場決定

東京2025デフリンピックに出場する選手たち

東京パワーテクノロジー株式会社から、デフアスリートとして門脇翠選手、北谷宏人選手、長内智選手が2025年11月に開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」に出場することが決まりました。この大会は、障がいを持つアスリートが競い合う国際的なイベントで、多様性を尊重したスポーツの場となっています。

企業の支援と選手の思い

東京パワーテクノロジーは、エネルギー分野に特化した企業活動を行う一方で、「多様な価値観や経験を有する人財の活躍が新たな価値の創出につながる」という理念のもと、D&I（ダイバーシティ＆インクルージョン）を推進しています。この考えに基づき、同社は障がい者雇用やスポーツ支援を通じて共生社会の実現を目指しています。

出場選手からのメッセージ

門脇翠選手（女子4×100ｍR・女子4×100ｍMR）
「私の中での先日の大会はあまり良い結果ではなかったので、個人選出は厳しいと思っていました。しかし、リレーに選んでいただけてほっとしています。これまでの努力が無駄ではなかったと実感できました。また、本大会に向けて引き続き努力していきます。」

北谷宏人選手（男子棒高跳）
「代表選出は私にとって最低限の目標でしたので、選ばれたときは感謝の気持ちで一杯でした。昨年の怪我からの回復に不安もありましたが、サポートくださった皆様のおかげでここまで来れました。本大会に向け、助走技術や空中動作を調整し、全力を尽くします。」

長内智選手（男子800ｍ）
「怪我を抱えながら最終選考に挑んだため、不安が多かったですが、選出の知らせを聞きホッとしました。8年間、様々な困難がありましたが、支えてくれた全ての方々のおかげで諦めずにここまで来れました。デフリンピックでは金メダルを目指しますので、応援宜しくお願いします。」

東京デフリンピックの概要

デフリンピックは、2025年11月15日から26日までの12日間に渡り、70～80か国から約6,000人が参加する予定です。競技は21種目に及び、陸上やバスケットボール、水泳、柔道などが含まれています。大会は、障がい者アスリートのための特別なスポーツの祭典であり、多くの人々に夢や希望を与える特別な機会です。

スポーツを通じた共生社会の実現

東京パワーテクノロジーは、今後も所属選手たちを積極的に支援し、障がい者スポーツの広がりを目指すと共に、アスリートたちの姿勢を通じて多様性の尊重を広めていくことでしょう。同社の活動は、障がい者スポーツに対する理解を深めるだけでなく、社内でのダイバーシティ意識向上にも寄与しています。これからも選手たちの活躍に期待し、共に支え合う社会の実現に向けた取り組みが続いていくことを願っています。