キュビスム展in京都
2023-12-15 10:00:07
京都で約50年ぶりのキュビスム大展覧会が開催決定
京都市で開催される大規模なキュビスム展
2024年春、京都市京セラ美術館にて「パリ ポンピドゥーセンターキュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が開催されます。この展示では、20世紀美術の重要な流れであるキュビスムを中心に、約130点もの作品が紹介される予定です。特に注目すべきは、今回の展覧会が日本では約50年ぶりの大規模なキュビスム展であることです。
キュビスムの誕生とその影響
キュビスムは、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって1900年代初頭に生まれた美術運動で、従来の絵画に革新をもたらしました。この運動の名称は、ブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来します。
従来の絵画で用いられていた遠近法や陰影法とは異なり、キュビスムでは幾何学的に平面化された形を用いて画面が構成されています。これにより、絵画は現実を再現するものという常識から解放され、画家たちは新たな表現の自由を手に入れたのです。この斬新なアプローチは若い芸術家たちに衝撃を与え、瞬く間に世界中に広まりました。キュビスムはその後、多様な芸術表現の発展に決定的な影響を及ぼしました。
展示内容と見どころ
本展は、パリ・ポンピドゥーセンターが誇る世界屈指の近現代美術コレクションを基にしており、各界の著名な作家による初来日作品も50点以上含まれる予定です。ピカソやブラックだけでなく、ドローネー、シャガールなどの作品が一堂に会するこの機会は、20世紀美術の真の出発点としてのキュビスムの全貌を掘り下げることができる貴重な体験です。
展覧会の詳細情報
この展覧会は、2024年3月20日(水・祝)から7月7日(日)まで、京都市京セラ美術館の本館北回廊および南回廊の1階で開催されます。開館時間は午前10時から午後6時までで、入場は午後5時30分までとなっています。毎週月曜日は休館日ですが、特別に4月29日と5月6日は開館します。
前売券や特別チケットは、2024年1月19日(金)から販売開始される予定ですので、展覧会の公式サイトから最新の情報を確認することをお勧めします。
この展覧会の主催はポンピドゥーセンターと日本経済新聞社、京都新聞などで行われ、在日フランス大使館をはじめとする協力機関も多岐にわたります。一般のお問い合わせは京都市京セラ美術館に直接ご連絡ください。
締めくくりに
美術に興味がある方や、キュビスムについてもっと知りたい方にとって、今展は見逃せない機会です。歴史的な美術運動を生んだキュビスムの魅力を、ぜひ京都で体感してみてください。
会社情報
- 会社名
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キュビスム展 広報事務局
- 住所
- 東京都千代田区九段南1-5-6りそな九段ビル5F 株式会社OHANA内
- 電話番号
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