VOGUE NIPPON特集
2008-08-26 21:51:14
ファッションのファンタジー、VOGUE NIPPONが描くおとぎ話の世界とは
ファッションのファンタジー、VOGUE NIPPONが描くおとぎ話の世界とは
世界的に有名なファッション雑誌「VOGUE」の日本版、VOGUE NIPPONが2008年10月号で特集したテーマは「Dream Maker」。おとぎ話からインスパイアを受けたファッションスタイルが展開されており、まるで物語の中に迷い込んだかのようなビジュアルが特徴的です。今回は、この特集について詳しく見ていきましょう。
おとぎ話のエッセンスが詰まった特集
特集では、童話の主人公たち—姫、王子、魔女、妖精—が織りなすファッションの世界を描いています。秋冬という季節を迎えるにあたり、普遍的なロマンティシズムを基盤として、今季のマストトレンドを鮮やかに表現しています。特に注目すべきは、芥川賞受賞作家である川上未映子が手がけた作品。彼女の自作・自演による“大人のおとぎ話”は、魅惑的な表現と幻想的なビジュアルで、VOGUE NIPPONならではの世界観を構築しています。
モードの国のスタイル
誌面では、白雪姫やシンデレラなどのキャラクターからインスパイアされたアイテムが紹介され、プリンセスの物語を体現したロマンティックなドレスが並びます。この特集は、ファッションが現実を超えてファンタジーへと導くことを示しており、現実からの開放を味わうシアトリカルな体験を提供しています。
さらに、リボンモチーフやホイップのような優しいタッチのアイテムが集められた特集ページでは、デザイナーのアレクシ・マビーユが特設したクラッチバッグが登場。読者へ向けてのプレゼント企画もあり、乙女心をくすぐるファッションアイテムが魅力的です。
靴やコートでスタイル提案
今季のスタイルは、靴やコート、さらにリアル・プライスブランドへと展開されていきます。特に、パリとミラノのバレリーナたちのスタイルを模したバレリーナシューズの着こなし術や、ボヘミアンからミニマルな黒コートのスタイル紹介は見逃せません。新たに日本に上陸したH&MやTOPSHOPのハイストリートブランドを取り入れたスタイルも展開され、おしゃれ達人たちの着こなし術が満載です。
姫キャラ論争とスカーフ特集
特集の中には「2008年姫キャラ論争」というテーマもあり、姫キャラとして注目される女性たち、特にパリス・ヒルトンやマライア・キャリーのスタイルや影響力を探ります。また、「第2のセックス・アンド・ザ・シティ」と称される人気ドラマ『ゴシップガール』のヒロインたちも、姫キャラの一部として紹介され、現代のファッションシーンにおける重要なアイコンとなっています。
綴込企画では、今秋復活したスカーフを活用した「ニュアンス・モード」も特集され、ケイト・モスなどの着こなし事例が詳細に紹介されます。スカーフの多様な使い方を学ぶことで、ファッションの幅を広げるヒントが得られるでしょう。
総括
2008年10月号のVOGUE NIPPONは、ただのファッション雑誌にとどまらず、一つの物語を紡ぎだすような魅力を持つ特集です。おとぎ話のファッションアイテムや大人の物語を体現したコンテンツは、読者に新たな視点をもたらすこと間違いなしです。
会社情報
- 会社名
-
コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパン
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷2-11-8大菅ビル3階
- 電話番号
-
03-5485-9120