ビジュアルリサーチとジャックスが連携し家賃保証契約を効率化する新システム

家賃保証契約の新時代

不動産業界に革新をもたらす新しい合意が成立しました。株式会社ビジュアルリサーチと株式会社ジャックスの両社が、賃貸管理システム「i-SP」と「JACCS‐Web 賃貸システム」のAPI連携を実施することを発表しました。この取り組みは、2025年10月より開始され、従来の手続きの煩雑さを一新することを目的としています。

新しいサービス概要

従来、賃貸住宅管理会社は「i-SP」と「JACCS‐Web 賃貸システム」に分かれて顧客データを登録しなければなりませんでした。この新システムの導入により、賃貸住宅管理会社は「i-SP」に顧客データを登録するだけで、保証契約や審査がワンストップで完了します。これにより、データの二重登録作業が不要となり、大幅な業務効率化が期待されます。

JACCS‐Web 賃貸システムの魅力

「JACCS‐Web 賃貸システム」は、家賃保証契約をペーパーレスで完結できる専用サイトです。賃貸住宅管理会社は、簡単な操作でログインすることで契約締結を行えます。このプロセスにより、紙の契約書提出が不要となり、コスト削減や個人情報に関する事故のリスク回避が実現します。

i-SPについて

ビジュアルリサーチの提供する「i-SP」は、賃貸管理のパッケージ商品であり、4000社を超える導入実績があります。賃貸物件の台帳管理から契約、運用管理をトータルサポートし、柔軟なカスタマイズが可能です。10,000戸以上の登録にも対応できる高速処理を誇り、不動産DXを推進するための各種オプションも揃えています。

株式会社ジャックスの基本理念

ジャックスは、1954年に設立されて以来、顧客との信頼関係を何よりも大切にしてきました。「信為萬事本」という創業精神のもと、顧客のライフスタイルに寄り添ったサービスを提供しています。今後も、リテールファイナンス分野で培った豊富な経験をもとに、より良い商品を提供し続けることを目指します。

株式会社ビジュアルリサーチの展望

ビジュアルリサーチは、賃貸管理業務や賃貸仲介業務に特化したシステムを長年にわたり開発しています。不動産業界におけるデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進し、ユーザーや業者にとってより円滑な取引を実現するためのソリューションを提供することを使命と捉えています。このAPI連携もその一環として、業界の変革を支援しています。