地域社会貢献活動としての職業体験プログラム「トライやる・ウィーク」
2015年6月2日から6月6日の5日間、株式会社赤鹿地所が地元の姫路市立高丘中学校の中学生2名を受け入れ、職業体験プログラム「トライやる・ウィーク」を実施しました。この活動は、地域社会への貢献を目的にし、2年連続で行われています。生徒たちは不動産業界のさまざまな業務について学び、実践を通じて職業理解を深める貴重な機会を得ました。
プログラムの概要
このプログラムは、兵庫県内の中学生に社会や仕事の現場を体験させることを目的としています。参加した生徒たちは、以下の業務を通じて幅広い不動産関連の知識と技術を学びました。
- - 期間: 2025年6月2日(月)~6月6日(金)
- - 対象校: 姫路市立高丘中学校
- - 場所: 株式会社赤鹿地所 本社および関係施設
- - 内容: 不動産の販売、分譲地開発、賃貸管理、経理の業務体験
名刺交換からの社会人マナー学習
初日はオリエンテーションの一環として、会社概要の説明が行われ、社会人マナーの一環として名刺交換を練習しました。生徒たちは、トライやる・ウィークの最中に30名の社員全員との名刺交換に挑戦し、最終日には無事に全員との交換を終えました。この経験は、社会での人間関係やコミュニケーションの大切さを学ぶ場となりました。
実務を体験するチャンス
プログラム中、賃貸管理業務で行われる「入居前点検」を体験しました。生徒たちは室内外の汚損や破損、設備の不具合を確認し、新しい入居者が安心して生活できるよう整備が必要であることを学びました。その中で、事前修理が予定されていた換気扇の異音に気づくことができ、実際の業務の重要性を実感しました。また、玄関ドアの鍵シリンダー交換も体験し、業務実践を通じて仕事の流れを学びました。
分譲地造成の現場見学
続いて、生徒たちは分譲地がどのように完成するのか、その過程についても学びました。造成工事中と完了後の分譲地を見学し、現場では重機が稼働している様子を目の当たりにしました。造成前の工事現場は荒れた状態ですが、完成後は生活に必要な施設や道路が整った美しい分譲地に姿を変えることが理解できました。
PDCA会議を通じた行動計画の策定
プログラムの一環として、業務のPDCA(Plan-Do-Check-Act)を実際に体験する機会も設けられました。今後の中学校生活での目標達成に向けて、生徒たちは行動計画を立てるための会議を行い、フィードバックを受けることで実効性の高い計画作成のスキルを身につけました。
プレゼンテーション能力を養う
最終日には、住宅展示場をテーマにしたプレゼンテーション体験も行いました。展示場でのプレゼンは、生徒たちが自ら考えたオススメポイントや、特定の顧客層への訴求を盛り込みながら行われ、特に家庭での料理体験を基にしたキッチンのアピールは、大きな感心を呼び起こしました。このような実体験を元にしたプレゼンは、より説得力を持つものとなり、社員たちからも高く評価されました。
振り返りと今後の展望
この5日間の「トライやる・ウィーク」を通じて、生徒たちは多くの気づきを得ることができました。参加者の中には「もっと長く続けたかった」との感想を抱いた生徒もおり、プログラムの充実度を伺わせます。株式会社赤鹿地所としては、今後も地域の一員として、次世代を担う若者の育成に尽力していく所存です。地域との連携を深めながら、このような取り組みを続けていきます。
会社概要
最後に、株式会社赤鹿地所の基本情報を紹介します。所在地は兵庫県姫路市辻井1丁目にあり、不動産に関連する様々な事業を展開しています。地域を支える企業として、今後とも成長を続けます。
- - 社名: 株式会社赤鹿地所
- - 代表: 赤鹿 保生
- - 資本金: 9,800万円
- - 事業内容: 宅地分譲、不動産買取、不動産売買仲介・賃貸仲介管理、各種コンサルティング業務
このような生徒の成長を支えるプログラムを通じて、地域への貢献を果たしていきます。