2024年12月20日(金)、フィンランドの人気メタル映画『ヘヴィ・トリップ』の続編『ヘヴィ・トリップⅡ/俺たち北欧メタル危機一発!』がいよいよ幕を開けます。前作は、約12年間の活動を経て、地元メタルフェスに挑むフィンランドのド田舎バンドの奮闘を描いた作品で、驚くほどのヒットを記録しました。観客はバンドのコスプレをしたり、「ヘヴィ・トリッパー」と呼ばれたりするほど熱狂し、社会現象ともなったのです。
前作のラストで、主人公たちのバンド「インペイルド・レクタム」は逮捕されるという衝撃の展開で物語が終了しました。しかし、新作ではその続きから物語が始まります。彼らは刑務所で過ごす中、ドイツの人気メタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」から出演オファーを受けるものの、準備不足と囚人であることが理由で出演を辞退せざるを得ません。しかし、この困難な状況の中で父親が病に倒れ、実家のスタジオが消滅の危機に直面します。
そこで「インペイルド・レクタム」は脱獄を決意します。これまでの「ヘヴィ・トリップ」のコミカルな雰囲気を残しつつも、彼らの行動が再び観客を魅了します。また、物語の中には「ブルース・ブラザース」を彷彿とさせるような要素も盛り込まれており、バンド内の葛藤や商業主義に巻き込まれた様子が描かれます。音楽は、前作に引き続きミカ・ラマサーリが担当し、新しいキャラクターやバンドも登場します。
公開された場面写真には、バンドのメンバーが何かから逃げている姿が収められており、その緊迫した状況が伺えます。この映像からも、彼らの新たな冒険が間違いなく期待できることがわかります。さらに、前作ではお馴染みのキャラクターも再登場し、再び困難に直面する「インペイルド・レクタム」の運命がどう展開していくのか、ますます楽しみです。
日本でも多くのメタルファンが魅了された第1作の成功を受けて、続編がどう展開されるのか、非常に気になるところです。全てのバンドマン、メタルファンにとって、この作品は見逃せない一作となることでしょう。どうぞ、2024年12月20日(金)にシネマート新宿などで新たな冒険を体感してください。その日、映画館でお待ちしています!