問題社員を見抜く！福岡での科学的採用術セミナー開催決定

2025年8月27日、福岡市内で「問題社員を入れないための科学的採用術特別セミナー」が開催されます。このセミナーは、労働事件専門の弁護士である山口真彦氏が講師を務めるもので、問題社員への対処が困難な理由と、それを未然に防ぐための具体的な採用手法について解説します。

問題社員は企業経営の深刻な問題

最近行われた調査によると、管理職や経営者の92%が過去3年間に問題社員への対応に悩んだ経験があることが判明しています。具体的には、頻繁な問題行動や士気の低下が見られ、多くの企業が頭を悩ませています。問題社員を解雇することは法律的に非常に困難であるため、事前の防止策が求められています。山口弁護士は、「労働トラブル防止は採用が9割」と述べており、企業が採用段階から厳格に選別する必要性を強調しています。

法律の壁と解雇の難しさ

問題社員を辞めさせることが難しい理由として、労働契約法の厳しい規定があります。解雇には、「客観的合理的理由」と「社会通念上の相当性」が求められ、これらの証明責任は企業側にあります。しかし、実際には勤務態度や能力に関する証拠を集めることは難しく、多くの場合、解雇に至らない状況が続きます。

実践的な科学的採用術を学べるチャンス

このセミナーでは、ハーズバーグの二要因理論に基づき、問題社員を見抜くための具体的手法を学ぶことができます。参加者は、科学的採用アンケートの設計や面接技法、およびリスク診断システムを習得し、再現性の高い選考プロセスを構築する方法を身につけることができます。さらに、「衛生追及者」を見抜く技術も習得でき、内発的動機を持った人材を見極める力を養うことが可能です。