台湾視察団の来社
2026-10-30 15:56:07

台湾視察団がオイレス工業を訪れ免震技術を学ぶ

台湾の建設業界から訪れた視察団「2026 創新建築智慧永續見學團」が、9月30日(水)にオイレス工業株式会社を訪れました。視察団には台湾のゼネコンやデベロッパーの経営者ら24名が参加し、主に日本初となる免震技術の導入事例である基礎免震構法ビル「TC棟」を見学しました。オイレス工業の取締役会長、飯田昌弥氏と代表取締役社長、坂入良和氏が出迎え、視察団に対してあいさつを行いました。

この視察の目的は、オイレス工業の免震技術の実際を理解し、台湾でもその知識を普及させることです。視察団は、会社の歴史や開発事例について説明を受けた後、グループに分かれて事業場内を巡りました。TC棟は1987年に建設された防震設計の建物で、地下の点検エリアでは、実際の免震装置を目の前にしながら、その技術的な役割や数についての詳細な解説が行われました。

オイレス工業は1952年に創業し、半導体製造装置や自動車、さらには再生可能エネルギー設備など、幅広い分野にわたる製品を製造・販売しています。その主力製品である「オイレスベアリング」は、優れた耐摩耗性と耐久性を誇り、多くの業界で利用されています。また、免震装置は、摩擦技術を基に開発されたもので、建築物を地震から守る役割を果たしています。

視察団には台湾メディアの記者たちも参加しており、彼らは飯田会長と坂入社長に対してインタビューを行いました。特に、台湾松澤防震設備股份有限公司との代理店契約が結ばれた経緯や、台湾市場における今後の展望についての質問が多く寄せられました。飯田氏は「台湾は地震が多く、この技術を広めたいという思いから契約を結んだ」と語り、今後、台湾松澤が現地で制震装置を生産するライセンスも付与されることに言及しました。これにより、台湾においても速やかな普及が期待されます。

また、台湾における免震技術の重要性も強調されました。飯田氏は「台湾でも大規模な建物には免震が求められるようになるだろう」と期待を寄せる一方、台湾から東南アジアへの技術供給の可能性にも言及しました。視察団団長である張芳民さんは、「オイレスの高い技術力がいかに人々の暮らしを守ることに貢献しているかを学んだ」とし、台湾でも免震装置の必要性を感じているとコメントしました。

この一連の視察は、日本の都市開発や技術革新を台湾に持ち帰るための重要な機会となりました。オイレス工業では、今後も台湾松澤との協力を進め、免震技術の社会的普及に努めていく方針です。

視察の報道は、非凡電視台や商業周刊などのメディアに取り上げられており、広く注目を集めています。


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会社情報

会社名
オイレス工業株式会社
住所
神奈川県藤沢市桐原町8番地
電話番号
0466-44-4901

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