新たな研究支援ツール「Mind Spins」が登場
理化学機器メーカーと研究室の橋渡しを行う新しい業界特化型SaaS「Mind Spins」が、ライフサイエンス・理化学業界に革命をもたらします。このサービスは、業界の課題を解決し、研究をより便利で効率的なものにすることを目指しています。
背景
ライフサイエンスや理化学業界の市場規模は約50兆円に達し、将来的にもその成長は期待されています。しかし、研究室と理化学機器メーカーとの連携には依然として多くの課題が存在します。国内の研究施設では、機器を主に代理店を通じて購入しますが、情報が限られているために、予算を有効に活用できないケースが少なくありません。これに応える形で、「Mind Spins」が開発されました。
「Mind Spins」の概要
「Mind Spins」は、PCやスマートフォン、タブレットから利用できるソフトウェアサービスです。このプラットフォームでは、研究室とメーカーが直接コミュニケーションを取り合うことができるチャット機能が提供され、必要に応じて管理ツールとしても利用可能です。また、今後はショップリンク集や専門家のチャンネル、イベント情報などの機能追加も予定されています。
提供する機能
- メーカーとのマッチングサービス
- チャット機能
- 研究費の予算管理システム
- 研究室とのマッチングサービス
- チャット機能
- 日報・週報等のデジタルトランスフォーメーション営業管理ツール
「Mind Spins」の特徴
1.
業界専用のソフトウェアサービス
テスト的に導入されたこのプラットフォームは、登録・招待・審査制を設けているため、安心して利用できます。1つのアカウントを複数人で共有することが可能で、研究室内や企業内での共同利用に適しています。
2.
必要機能が充実
チャット機能をはじめとした各種管理機能、ツール、リンクが集約されており、複数のサービスを併用する手間が省けます。
3.
日本拠点のサーバーを使用
セキュリティ対策が施された日本国内のサーバーを利用しており、今後のビジネス展開に応じて他国へのサーバー設置も視野に入れています。
利用方法
公式ウェブサイト(
Mind Spins)を通じて利用が可能です。紹介制と審査制を用いているため、まずはメールでの問い合わせが必要です。現在は正式リリース前のため、完全無料での利用が提供されています。
結論
理化学業界の発展に向けた「Mind Spins」は、研究室とメーカーの架け橋となり、効率的な研究の実現に寄与することが期待されています。今後の展開に注目です。