看護師の転職意識
2026-05-12 12:16:35

看護師の転職意識と職場満足度に関する最新調査結果

看護師の転職意識と職場満足度に関する最新調査結果



株式会社エス・エム・エスが実施した「看護師の働き方に関する意識調査2026」が、全国の約1万人の看護師から得られたデータを基に、看護師の職場に対する満足度や転職意欲、大きな課題を明らかにしています。この調査は、看護職における人材の定着をテーマにしており、今回で5回目を数えます。

調査結果の概要



調査によれば、看護師の61.3%が職場に対して満足していると回答しましたが、この割合はほぼ昨年と変わらず、62.4%からやや減少したものの横ばい状態が続いています。一方で、看護職以外への転職を考えたことがあるとする看護師は56.5%に達し、待遇面での不満が影響を及ぼしていることがうかがえます。

具体的には、看護職を続ける理由として多くの看護師が「待遇(45.9%)」や「資格・専門性(44.9%)」を挙げており、これが転職を思いとどまらせる要因となっています。

上司とのコミュニケーションの課題



看護師の70.3%が、職場での不満や悩みを上司に定期的に伝える場がないと回答しています。この結果は、看護師たちが抱える悩みや不安を上手く共有できていない現実を反映しています。特に過去1年間に経験した「ペイシェントハラスメント」の割合は44.5%に達し、次点の「パワーハラスメント」が33.9%という結果もあり、看護職の厳しい労働環境が浮き彫りになっています。

人事評価への不満



また、人事評価が自身の給与や賞与に十分に反映されていないと感じている看護師が20.0%に達し、納得感のない人は全体の80%以上にのぼるという深刻な現状も明らかになりました。このような評価体制が、看護師の職務へのモチベーションを低下させる要因となっているのは間違いありません。

DXツールの導入期待



一方で、課題解決への提案として期待されているのは、AI技術の利活用です。看護師の中で最も高い関心を持たれているのは、看護記録の自動生成機能や議事録の要約機能です。特に31.8%がAIによる看護記録の自動生成を望んでおり、業務負担の軽減が大きな期待を寄せられています。

おわりに



最後に、調査結果から見えてきたのは、看護職の業務に対する関心が細分化している一方で、訪問看護に対する興味が低下しているという点です。これは、在宅医療に従事し、直接患者と向き合える機会が減少していることの一因として指摘されています。

今回の調査結果は看護師の人材定着に向けて、看護現場の改善に繋がる重要な資料となるでしょう。エス・エム・エスは今後もこのような調査を通じて、看護師が安心して働ける環境作りを進めていく所存です。


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会社情報

会社名
株式会社エス・エム・エス
住所
東京都港区芝公園2-11-1住友不動産芝公園タワー
電話番号
03-6721-2400

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