ストリートスナップカメラマン「なおがら展」で新たな防災アートを体験
2023年8月8日から8月12日まで、東京都台東区の浅草ビューホテルにて、ストリートスナップカメラマンとして21万人以上のフォロワーを持つなおがら氏の個展「なおがら展―してんのきせき―」が開催されます。
この個展では、アートと防災を融合させた新しい形のプロダクト『sonae 備絵』が展示・販売されることが決定しました。この取り組みは、ただのアート展示にとどまらず、災害時に役立つトイレキットを内蔵した画期的なアイデアとして注目を集めています。
『sonae 備絵』とは?
『sonae 備絵』は、アート作品の中に災害用のトイレキットが隠されている商品です。これは、熊本地震や九州北部豪雨を経験した女性社員が自らの体験をもとに考案したもので、見た目の美しさと機能性を兼ね備えています。災害時には、適切なトイレ対策が重要ですが、現在の実態として約8割の人が簡易トイレを備えていないとされています。この商品は、防災意識の啓発を促しながらも、心の安心感を与える新たな“備えの形”を提案します。
幅広い体験を提供する「なおがら展」
「なおがら展」では、単に写真だけでなく、光や音、香り、味、触感など、五感を通してなおがら氏がこれまでに見てきた「きせき」を体験できる空間が演出されます。来場者は、自分自身の感覚で様々な体験をしながら、それぞれの「きせき」を感じ取ることができます。なおがら氏はそのコンセプトについて、「そのすべてが正解である」と語っており、観客一人一人の感じ方が大切にされています。
限定企画:なおがら氏撮影の「備えるアート」
また、なおがら展では特別な企画も用意されています。「なおがら氏撮影 × sonae額装プラン」として、なおがら氏が撮影した写真を『sonae 備絵』として額装し、世界に一つだけの“備えるアート”として提供します。この企画は限定5組のみで予約が必要です。購入者の中から、売上の一部は台東区社会福祉協議会へ寄付されます。
開催概要
- - 日時: レセプション 8月8日(金) 18:00〜22:00 / 一般開場 8月9日(土)〜8月12日(日) 13:00〜21:00
- - 会場: 浅草ビューホテル6階特設会場
- - 住所: 東京都台東区西浅草3丁目17−1
- - アクセス: TX浅草駅直結、銀座線・田原町駅より徒歩7分、銀座線・浅草駅より徒歩10分
チケット情報
チケットは前売券があり、第一弾が1,100円、第二弾が1,500円、当日券が2,000円です。小学生以下は保護者同伴で無料で入場でき、会期中は再入場も可能です。さらに、1ドリンクと軽食が付いています。詳細は公式サイトでご確認ください。
この個展は、アートと防災が交差する新しい体験を提供する機会です。なおがら氏の世界観を楽しみながら、災害時の備えについても考えるきっかけとなることでしょう。この機会をお見逃しなく!