AWLが新経営体制へ移行
AWL株式会社は、サツドラホールディングス株式会社(以下、サツドラHD)からの株式譲渡契約を経て、新たな経営体制に移行することを発表しました。今回の決定は、2019年9月20日に開催された取締役会で正式に承認され、筆頭株主の異動と業務提携の締結が決議されました。
新経営の背景
この株式譲渡は、AWLがサツドラHDから独立した企業としての「独立性」を向上させることを目的としています。サツドラHDとの関係はこれまでの資本注入により培われたものであり、それを基に「サツドラ」を中心とした多角的な事業展開が行われてきました。特に、AWLのAIカメラソリューションは、飲食、アパレル、スーパー、コンビニなど、多様な業種での実証実験が進行しており、その可能性が注目されています。
また、サツドラHDとの業務提携は継続されるため、両社の関係は完全に切れたわけではなく、今後も相互に利益を生む形での協力が期待されます。この提携により、AWLはサツドラHDの豊富なリソースを活用しながら、新しいサービスを提供していく考えです。
AIカメラソリューションの展開
AWLのAIカメラソリューションは、店舗のデジタル変革を推進するための重要な武器です。AIを活用した店舗体験の向上や、生産性向上、そしてコスト削減に寄与するデジタル技術の導入は、実店舗の価値を再発見し、顧客に新たな体験を提供することを目指しています。
さらに、AWLは新たに「SATUDORA AI LAB」というプロジェクトを立ち上げています。これは、サツドラの店舗データやPOSデータを分析し、取引先メーカーにその知見を提供することで新しい収益源を開拓する試みです。すでにその初期段階で成果が現れつつあり、業種を超えたAIの応用が試みられています。
今後の展望
AWLは、サツドラHDとの連携を維持しながら、今後もAIカメラソリューションの市場拡大を目指していきます。新経営体制に移行することによって、資金調達の幅が広がり、事業の担保となる資産の最適化も進むでしょう。
現在、実証実験を通じて新しいビジネスモデルや顧客体験を提案しつつ、今後はさらなる技術開発と販売促進により、AWLの存在感がより一層増していくに違いありません。これにより、社内のノウハウが蓄積され、より多くの業界において競争力を持つ企業へと成長していくことが期待されます。
詳細については、AWLの公式プレスリリースを参照してください。
プレスリリースリンク
会社情報
代表者:代表取締役社長 北出宗治
所在地:東京都千代田区九段北一丁目12番4号
設立:2016年6月
事業内容:AIカメラソリューション事業
公式サイト:
awl.co.jp
代表者:代表取締役社長 富山浩樹
所在地:北海道札幌市北区太平3条1丁目2番18号
設立:2016年8月
公式サイト:
satudora-hd.co.jp
【本件に関するお問い合わせ】
企業名:AWL株式会社
担当者名:藤松、打田
TEL:03-6380-8669
Email:
[email protected]