世田谷の子育て拠点
2023-10-12 13:48:06

世田谷の子育て支援新拠点「publico」がオープンします

東京都世田谷区に、親子や多世代が交流できる新しい子育て支援の拠点「publico」が誕生します。一般社団法人ルータスとNPO法人amigoとの協力によって実現したこのプロジェクトは、特に産前産後の支援、発達特性を持つ子どもたちとの交流、不登校の子どもたちの居場所を提供することを目的としています。

この取り組みは、2001年から産前産後に特化した支援活動を続けるamigoが設立したもので、今年7月に梅ヶ丘に中心となる拠点を設けるためのクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトには、すでに328万円の支援金が集まり、活動が本格的にスタートすることが決まりました。

ルータスは、同じ梅ヶ丘エリアで親子向けの飲食店「ルー飯(ルーハン)」を運営しており、子育てをテーマにした活動が両団体を結びつけることとなりました。今回の提携により、「publico」内では食を通じた支援も行い、親子の交流の場を提供していく予定です。

「publico」は、「小さなカルチャーセンター」として多様なコンテンツを用意します。親子で楽しめるヨガやダンスのスタジオ、ライブラリーコーナーに加え、子育て支援の拠点としても機能し、様々な世代がつながる場を目指します。

ルータスが担当する食の部分では、毎週水曜日に親子向けのごはん屋さん「ルー飯」として営業するほか、月に数回は子ども食堂としてもオープンする予定です。

2023年10月21日にはオープニングパーティーが予定されており、25日には「ルー飯」のプレオープンを迎えます。親子が集まり、共に食事を楽しむことで、より良いコミュニティが形成されていくことが期待されています。

このプロジェクトに関して、NPO法人子育て支援グループamigoの理事長である石山恭子氏は、過去20年間の活動を振り返り、「新たに始まるpublicoでは『あの子もこの子もみんなの子!』というフレーズを追加しました」と語っており、すべての子どもたちが祝福される環境を目指しています。

一方、ルータスの代表理事である大原康子氏は「生きることの真ん中に『ご飯』があります」と述べ、食を通じた支援によって、世田谷の子育てを応援し続ける意志を表明しました。

この「publico」という新しい場が、地域の人々に愛され、多世代がつながるコミュニティの核となることを期待しています。詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。

会社情報

会社名
一般社団法人ルータス
住所
東京都港区芝公園2−6−8日本女子会館 OWL
電話番号

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