ジンジャー給与が新機能を追加
jinjer株式会社が運営するクラウド型人事労務システム「ジンジャー」の給与管理機能、ジンジャー給与が新たに手当別の給与テーブルを構築できる機能を実装しました。この新機能は、2023年8月29日より利用可能となり、企業の給与計算業務を大幅に改善することが期待されています。
給与計算業務の自動化
新機能により、給与計算に必要な単価を人事情報に基づき自動で登録することができるようになりました。具体的には、役職手当や家族手当といった手当ごとに給与テーブルを作成することで、給与担当者が迅速に必要な情報を管理し、給与計算を進めることが可能になります。
例えば、役職手当を作成する際、等級、役職、勤務地といった3つの人事情報を組み合わせて設定することで、その条件にマッチする従業員の給与単価を一括で登録できる仕組みです。これにより、テーブルの構築が非常に直感的になり、ユーザーはプルダウンメニューから簡単に情報を選択できます。
効率的なテーブル管理
この給与テーブルの作成では、最大3つの人事情報が使用可能です。また、各テーブルには履歴機能が搭載され、改定年月日ごとにどのような変更が行われたのかの記録を保持します。この機能により、過去のテーブルの改定履歴を追跡し、給与計算の精度が高まります。
さらに、給与の改定年月日を選択することで、過去に登録された単価を自動的に参照し、最新の人事情報に基づく給与テーブルが即座に反映されます。これにより、給与単価の変更が必要な場合でも、過去の情報を確認しやすく、業務の効率化が図られます。
システムの詳細と利便性
ジンジャー給与は、従業員の勤怠情報や人事情報と自動で連携し、正確な情報の取得を可能にします。この連携があることで、給与計算に関する確認作業の手間を大幅に削減でき、業務効率が向上します。
また、ジンジャーは人事労務、勤怠管理、給与計算などを一元的に管理できるクラウド型のシステムであり、企業の業務を効率化する支援を行っています。特に、データベースが統合されていることで、役割や状況に応じた権限変更も自動化され、管理業務の負荷を軽減します。
このように、ジンジャー給与の新機能は、人事情報の管理と給与計算をより簡素にし、企業の負担を軽減する大きな一歩となるでしょう。今後も多くの企業で導入が進むことが期待されます。
会社情報
jinjer株式会社は東京都新宿区に本社を置き、クラウド型の人事労務システムの開発・提供を行っている企業です。代表取締役社長の桑内孝志氏が指揮をとり、企業の人事業務の効率化に寄与するサービスを提供し続けています。詳しい情報は、「
ジンジャー給与サービスサイト」や「
ジンジャーサービスサイト」で覧できます。