大阪・関西万博で発信する東大阪の魅力
2025年に開催される大阪・関西万博には、日本屈指のモノづくりのまち、東大阪が誇る自転車用チャイルドシートを提供するオージーケー技研株式会社も出展します。彼らが展示するのは、安全面を徹底的に考え抜いた自転車用チャイルドシート「グランディアゼロプラス」と、日本初の双子用の子ども乗せ自転車「ふたごじてんしゃ アシスト」です。これらの製品は、全国でシェアを占める領域での最先端の技術を結集した結果であり、家庭に安全と安心を提供しています。
東大阪の誇りと技術
オージーケー技研は、1997年の発売以来、735万台以上のチャイルドシートを販売しており、その成果はやがて信頼性の高いブランドとして定着しました。特に「ケガゼロミッション」を掲げ、すべての子どもを自転車の事故から守るために作られた製品は、様々な技術革新を経て進化を続けています。
例えば、2019年に発売された「グランディア」は、先進的なアラウンドヘッドガードを採用しており、これにより頭部を270度守ることが可能です。このヘッドガードに新技術「ZEROTECT」を搭載し、重症化のリスクを約80%軽減しました。安全性が求められるチャイルドシートに必要不可欠な要素を追求した結果、高い評価を得るに至っています。
最新の製品情報
同じく注目すべきは、双子用自転車「ふたごじてんしゃ アシスト」です。この自転車は、多胎育児を支援するために開発されたもので未就学児2名を乗せて走行することができます。特に、2018年の発売以降、多くの家庭で活用されており、2023年には電動アシスト機能が追加されました。これにより、より安全で使いやすい移動手段が提供されました。
樹脂製品も新たな挑戦
オージーケー技研では、今年から樹脂製品のOEM・ODM事業も本格的にスタートしました。これは、彼らの高度な技術を生かし、自転車以外の多様な分野にも展開するための重要なステップと言えます。自動車、建築、電子機器など様々な業界で、オージーケー技研の技術が活かされる予定です。
展示概要
2025年大阪・関西万博の出展日程は、9月5日から8日までの間、10:00から21:00で、東ゲートゾーン ギャラリーEASTで行われます。事前予約は不要で、先着順での入場となっています。これを通じて、東大阪のモノづくりの歴史や、最新の技術が垣間見ることができる魅力的な企画展となるでしょう。
未来への展望
オージーケー技研の取り組みは、ただの製品展示にとどまらず、モノづくりを通じて日本の未来を見据えたものです。「すべての子どもを守りたい」という使命感から、さらなる技術革新や製品開発に取り組み続けます。今後の発展に期待が高まります。