ゼネットがAWSの教育格差解消プログラムに選出、デジタル学習の未来を切り開く

ゼネット、教育機会の拡大を目指す

株式会社ゼネット（本社：東京都豊島区）は、Amazon Web Services（AWS）が推進するEducation Equity Initiative（教育公平性促進プログラム）に選出されました。このプログラムは、教育機会が限られている地域や人々に向けてデジタル学習ソリューションを提供するためのものです。ゼネットは、独自の生成AIを搭載した学習管理システム「Xlabo（エックスラボ）」を通じて、さらなる教育支援に取り組むことになりました。

AWS Education Equity Initiativeとは

AWSのEducation Equity Initiativeは、教育機会を向上させるための取り組みであり、2024年から始まり、今後5年間にわたって最大1億米ドル相当のクラウドクレジットが支給される予定です。この資金は、教育インフラが未発達な地域へのデジタル教育サービスの開発に使われます。

ゼネットの社会貢献活動

ゼネットは、この選出を受け、以下の主なプロジェクトを進めています。

途上国へのICT教育支援

ゼネットはバングラデシュにおいて、大学や政府機関と連携し、Xlaboを利用した寄付講座やICT人材育成に取り組んでいます。この取り組みは、教育状況が整わない地域に先進的なオンライン学習環境を提供することを目指しています。今後はバングラデシュだけでなく、他の途上国にも支援の手を広げていく予定です。

不登校・ひきこもり状態の若者支援

国内では、認定NPO法人「高卒支援会」と協力し、フリースクールに通う生徒や社会との接点が薄い若者にXlaboと教材を提供しています。これにより、学び直しや社会復帰への支援を行っています。

Z繊技術の活用

AWSからの支援により、ゼネットはXlaboのシステム基盤を一層強化し、安定的かつ高品質な学習環境を配置します。具体的には、AWSのクラウド技術を活用して多言語対応やAIを活用したパーソナライズ支援の実現を図ります。これにより、アクセスの最適化や学習者一人ひとりに合った個別最適化が実現される見込みです。

ゼネットの理念

ゼネットの企業ミッションは「ICTを通して社会に貢献する」ことです。教育格差の解消に向け、民間企業としての役割を模索し、先端テクノロジーを駆使して、全ての人が平等に学ぶことができる社会の実現を目指します。

まとめ

ゼネットがAWSのEducation Equity Initiativeに選ばれたことは、教育の公平性を高める重要な一歩です。今後、生成AIを活用した教育支援の取り組みが、どのように教育の未来を変えていくのか、大いに期待されます。さらに、ゼネットの取り組みは国内外の教育格差を解消し、全ての学習者に公平な機会を提供するためのインスピレーションとなっていくことでしょう。