クイーンズランドバレエ団の舞台裏に迫る!加藤花歩さんインタビュー
オーストラリアのブリスベンに本拠を置くクイーンズランドバレエ団のカンパニーアーティスト、加藤花歩さんにインタビューの機会がありました。今後、2025年8月に予定されている「バレエアンサンブルガラ2025」での出演に向けた意気込みや、彼女が歩んできたキャリアについて伺ってきました。
バレエダンサーへの道のり
加藤さんは3歳の時にバレエを始め、それ以来彼女の人生は踊りと共に歩んできました。12歳の時には橘バレエ学校に所属し、さらなる技術を磨くために日本国内外のコンクールにも参加。特にYAGP日本予選を通じて国際的な舞台への道を開き、オーストラリアに留学する決意を固めました。
「The Australian Ballet Schoolに留学し、首席で卒業できたことは私の人生の中でも特に大きな成功でした。それが、クイーンズランドバレエ団でのキャリアに繋がったのです。」彼女はそう語り、今までの努力が結実した瞬間を振り返りました。2019年には研修生として入団し、その後も国内外のバレエ団での経験を積んできた加藤さん。その粘り強さは、彼女のダンスに対する情熱に裏打ちされています。
クイーンズランドバレエ団について
加藤さんが所属するクイーンズランドバレエ団は、国内外で数々の評価を受けてきた名門のバレエ団です。バレエ文化の普及と発展に力を入れ、優れたダンサーを育成することも大きな使命としています。「この団体では、様々なスタイルの作品が上演されていて、それぞれのダンサーが個性を活かせる環境が整っています。」と、加藤さんはその魅力を紹介しました。彼女自身も多様な作品に出演し、豊かな表現力を蓄えています。
「ラ・シルフィード」への意気込み
今度の公演で彼女が踊る予定の作品は「ラ・シルフィード」。この作品についてお聞きすると、「幽玄な雰囲気がある作品で、演じるキャラクターの神秘性が強く求められます。衣装や照明も特別にこだわる部分です。」と目を輝かせました。「この作品を通じて観客に感動を与えたい。観る人々が心を動かされることが私の願いです。」と、強い思いを語りました。その情熱は観客にも伝わることでしょう。
公演詳細
「バレエアンサンブルガラ2025」は、2025年8月8日に東京のきゅりあん 大ホールで開催されます。第一部では、国内外で活躍するプロダンサーによるコンサートが、第二部では「シンデレラ」の一部が上演され、未来のプロダンサーとの共演も予定されています。この特別な公演で、加藤さんのダンスをぜひ体験してください。
Balletweekについて
Balletweekは、バレエに情熱を持つすべての人々に向けて、情報を発信する総合サイトです。新たな公演情報やコンクール情報、育成プログラムなど、多岐にわたる情報を通じてバレエ文化に貢献しています。加藤花歩さんの今後の活躍にも期待が高まります!