50代、生き方指南
2024-07-11 15:44:12

50代はどう生きるか?~人生100年時代におけるキャリアと生きがい~

50代、新たな章を始めるためのヒント:人材開発専門誌『Learning Design』が提唱する生き方



株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)が発行する人材開発専門誌『Learning Design』の最新号(2024年7-8月号)は、「50代はどう生きるか」を特集テーマに、人生100年時代における50代のキャリアや生きがいについて考察しています。

50代は、役職定年やキャリアの転換期を迎えるなど、仕事や人生に対するモチベーションが低下しやすい時期です。しかし、同時に、第二の人生を始めるための新たなスタートラインでもあります。

本特集では、50代の社員が将来に希望を持ち、生き生きと働くために、個人として取り組むべきこと、組織として支援できることを多角的に分析しています。

専門家からの提言:50代が「生涯キャリア」を築くための考え方



特集では、キャリア心理学研究所代表の宮城まり子氏やパーソル総合研究所の上席主任研究員である小林祐児氏など、各分野の専門家による寄稿が掲載されています。

宮城氏は、50代が持つ潜在的な能力や経験を最大限に活かす「生涯キャリア」の築き方を提唱。小林氏は、ミドル・シニア世代が積極的に仕事に取り組むためのモチベーションアップの重要性を訴えています。

企業事例:ソニーグループとNTTコミュニケーションズの取り組み



特集では、ソニーグループやNTTコミュニケーションズなど、50代社員の活躍を積極的に支援している企業の取り組み事例も紹介されています。

これらの企業は、社員の能力開発やキャリア支援、働き方改革など、様々な施策を通じて、50代社員が安心して長く働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。

新連載「プロ指導者の流儀」:鴻上尚史氏と中原淳教授が語る指導者の在り方



今号からスタートした新連載「プロ指導者の流儀」では、立教大学経営学部教授の中原淳氏と様々な分野のプロフェッショナルが、指導者としての在り方について対談形式で語り合います。

第1回目のゲストは、劇作家・演出家の鴻上尚史氏。鴻上氏は、指導を行ううえで「豊かな言葉」の重要性を説き、具体的な事例を交えながら自身の経験を語っています。

「人的資本経営」がつくる創造する組織:ユナイテッドアローズの挑戦



「人的資本経営」をテーマにした連載では、ユナイテッドアローズのCHRO(最高人事責任者)である山崎万里子氏と、組織論の専門家である佐宗邦威氏の対談が掲載されています。

ユナイテッドアローズは、中期経営計画において「ブランド力の強化」を掲げ、人的資本への投資を拡大しています。山崎氏は、データドリブンな人的資本経営によって、お客様の感動を生み出す「創造的商人」育成を目指しています。

小説家・宮島未奈氏の「私らしく生きる」:本屋大賞受賞作の裏側



「私らしく生きる」コーナーでは、小説家・宮島未奈氏が、自身の経験や作品に対する思いを語っています。

宮島氏は、2024年第21回本屋大賞を受賞した『成瀬は天下を取りにいく』をはじめ、数々の作品を発表し、人気作家として活躍しています。

本記事では、宮島氏の作品にインスピレーションを与えた滋賀への思い、アイデアを生み出すための方法、そして小説家になることへの決意などを紹介しています。

まとめ:50代は新たなステージへの挑戦



『Learning Design』2024年7-8月号は、50代が直面する様々な課題や、それを乗り越えるためのヒント、そして未来への希望を示唆する内容となっています。

人生100年時代と言われる現代において、50代は新たなステージへの挑戦が始まる時期です。本誌に掲載されている専門家の意見や企業事例を参考に、自分自身のキャリアや生き方を改めて見つめ直し、充実した第二の人生を創造していきましょう。


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