マインドフルネス講座
2020-08-24 09:00:02
ウィズコロナ時代の心の健康:マインドフルネスオンライン講座開始
新型コロナが引き起こすメンタルヘルスの問題
新型コロナウイルスが世界を襲い、私たちに数えきれないストレスや不安をもたらしました。経済的不況や感染症による健康への懸念は、心の健康にも多大な影響を与えています。特に、失業や外出自粛が続く中でメンタルヘルスの重要性はますます高まっています。そこで注目されたのが「マインドフルネス」です。心と身体の健康を結びつけ、生活の質を高める手法として広く研究され、多くの実績があります。
マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)とは
マインドフルネスの基盤となる「マインドフルネス・ストレス低減法(MBSR)」は1979年にマサチューセッツ大学医学部のジョン・カバット・ジン博士によって開発され、今でも多くの医療機関で導入されています。このプログラムは、体験を通じてストレスや不安を軽減する効果があります。具体的には、定期的なミーティングや日常での実践を通じて、マインドフルネスの技術を学びながら、自分自身のメンタル状態を理解し、向き合うことができます。
オンライン講座の開催
ウィズコロナ時代を背景に、日本やアメリカ、ヨーロッパ、東南アジアのMBSR講師が協力し、世界で初めてオンラインでのMBSRプログラムを同時開催することが決定しました。この新しい試みは、9カ国からの参加者が集まり、小さなコミュニティを形成しながら、相互に学び合う場となることを目指しています。参加費は寄付制とし、誰もが気軽に参加できる環境を整えました。
事前オリエンテーションの様子
8月15日に行われた事前オリエンテーションには、約50名が参加しました。参加者の中には、コロナウイルスの影響で仕事を失った人や、帰国が難しい人、そして心の不安を抱える人々がいました。彼らはMBSRプログラムへの期待を寄せ、心身の健康を回復する手段としてのマインドフルネスに注目しています。
プログラム概要と次回予定
このプログラムは毎週土曜日に、合計8回のセッションで構成され、全体で2.5時間のクラスが開催されます。次回の開催は10月末に予定しています。
ビーマインドフル合同会社について
このプロジェクトを主催する「ビーマインドフル合同会社」は、科学的根拠に基づくマインドフルネス導入を推進する団体です。代表の水野雄太氏は、少数のMBSR講師資格を持ち、マインドフルネスの普及に邁進しています。
結論
ウィズコロナの時代において、心の健康を保つための新しい手法が必要とされています。マインドフルネスはその一助となり、ストレスを軽減し、より良い生活を送るための有効な方法です。世界中からの参加者と共に心の健康を守るこの講座は、新しい形のコミュニティを形成することで、国境を越えてつながることができる期待を抱かせます。
会社情報
- 会社名
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ビーマインドフル合同会社
- 住所
- 大阪府吹田市藤白台3-5
- 電話番号
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