東京都水の科学館、リニューアル後の来館者数が200万人突破
東京都江東区有明に位置する東京都水の科学館が、リニューアルオープンからの来館者数が200万人を突破したことを記念してお知らせします。水道局が運営するこの科学館は、1997年の開館以来、水の重要性や神秘を科学的視点から探求できる体感型の屋内ミュージアムとして多くの人々に親しまれています。
リニューアルのポイント
この科学館は2010年に大規模なリニューアルを行い、その際に新たに「アクア・パーク」が誕生しました。ここでは水の大循環が立体的に表現され、見る人々にその仕組みをわかりやすく伝えています。さらに、4面スクリーンを使ったシアター「アクア・トリップ」では、幻想的な映像で水の旅を楽しむことができ、訪れた人々に驚きと感動を提供しています。
また、家庭や日常生活における水の役割を学ぶことができる「アクア・タウン」も設置されており、体験型のゲームやクイズを通じて楽しく学べる仕掛けが用意されています。加えて、地下に本物の水道施設である「有明給水所」を探検する「アクア・ツアー」が毎日開催されており、大人から子どもまで楽しむことができるプログラムが目白押しです。
子ども向けの取り組み
近年、特に子どもたちに向けた体験型の学習が求められている中で、東京都水の科学館は「子どもサイエンスチャレンジ」をスタートしました。このプログラムでは水の性質を学んだり、実験や工作を通じて楽しみながら科学的な思考を養うことができる内容が盛り込まれています。毎週末にはサイエンスショーやパフォーマンスショー、ワークショップが開催されており、来館者を飽きさせることがありません。
来館者数の記録
東京都水の科学館は、日本国内のみならず海外からも多くの来館者を迎え入れており、リニューアル後の累計来館者数は200万人を超え、オープンからの総来館者数においては360万人に達しました。昨年度の年間来館者数は17万人を超え、リニューアル後では単年度の最高記録を更新しています。
今後の展望
東京都水道局の広報施設として、水の科学館は「楽しみながら学ぶ」ことをモットーに、今後もさまざまな展示や体験を充実させていく方針です。水と水道への理解を深めるために、来館者が楽しめるイベントやプログラムの拡充に努めていくとのことです。水の重要性を理解し、興味を持ってもらうためのさまざまな取り組みに期待が高まります。
施設情報
- - 所在地: 東京都江東区有明3-1-8
- - 開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
- - 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始(12月28日から1月4日)
- - 入館料: 無料
現地には駐車場がないため、訪問時は公共交通機関の利用を推奨します。詳細は公式サイトをご覧ください。
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