低遅延AI解析
2026-03-02 16:25:27

6G時代の幕開け!低遅延AI映像解析の実証に成功したドコモとNTT

6G時代の幕開け!ドコモとNTTの新技術



NTTドコモとNTTは、分散型の遠隔GPUリソースと革新的な5Gネットワークを使用して、低遅延のAI映像解析の実証実験を成功させました。この技術は、特に6G時代の遠隔ロボット制御に活用されることが期待されています。これにより、よりリアルタイムで効率的なデータ処理が実現される見込みです。

実証実験の背景



6G時代の到来に向けて、没入型XR(拡張現実)やAI、ロボットを用いた新しいサービスが次々と展開されています。これらのサービスでは、通常の通信よりも大容量のデータ転送や、低遅延なデータ処理が求められるようになるでしょう。例えば、自律移動するロボットが周囲の映像やセンサーデータをリアルタイムで取得し、その情報を基に移動ルートを判断する、といったシナリオが考えられます。

小型ロボットやウェアラブル端末が主流となる中で、AIを利用したリアルタイム解析が必須となります。これにより、ユーザーは快適な体験を享受できるようになります。しかし、従来の方法では、AI推論処理はアプリケーションやサーバー側で行われており、通信は主にデータの転送を行うだけでした。

課題の克服



こうした問題点を解消するため、ドコモとNTTは、AIやロボットのデータ処理に不可欠な要素技術であるIn-Network Computing(INC)の開発に取り組んできました。INCでは、分散配置されたさまざまなリソースがネットワーク内で利用され、通信だけでなく計算処理も担当します。これにより、高品質なAIサービスが提供できると期待されています。

実証実験の詳細



実証実験では、分散された遠隔GPUリソースを5Gネットワークに接続し、AI推論処理の実行を検証しました。AI推論処理を分散させる場合、GPU間の通信遅延が全体の遅延に影響するため、地理的に近いリソースを使用するのが一般的ですが、今回はその制約を打破しました。

INCエッジを使用し、通信制御とAI推論処理をネットワーク側からコントロールすることで、地理的に離れたGPUリソースでも高い推論性能を維持できるかを実証しました。また、映像データの転送には、AWS上に構築された商用5Gコアネットワークの優先制御機能が利用され、効率的で低遅延なデータ解析が実現されました。

実証結果



通信とAI映像解析を含めた合計処理遅延は、ロボットが自律的に制御される際の要求遅延を下回ることが確認できました。これにより、6G時代のロボット制御に向けた十分な低遅延が実現されるとの見通しが立ちました。

今後の展望



この実証実験から得られた知見は、6G時代のAIやロボットのデータ転送および処理に応用されることが期待されています。ドコモとNTTは、さらなる技術検討や実証を進めながら、国際標準化にも寄与したいと考えています。今後、機能が簡素化された端末の普及が進む中で、INC技術が6Gネットワークの中核を担うことを目指します。

重要な展示会



実証実験の成果は、2026年3月2日から5日まで開催されるスペイン・バルセロナの「Mobile World Congress 2026」でも展示される予定です。この機会にぜひ、最先端の技術に触れてみてください。

まとめ



NTTドコモとNTTによる低遅延AI映像解析技術の実証は、技術革新の新たな一歩として注目されています。6G時代の到来を見据え、より便利で快適な未来が待ち受けています。


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会社情報

会社名
株式会社NTTドコモ
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
電話番号

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