5GコアがAWSで稼働
2026-03-02 16:25:27

日本初の商用5Gコアネットワーク、AWS上に開設とAI自動構築の実現

日本初、AWS上での商用5Gコアネットワークの展開



2026年2月26日、NTTドコモと日本電気(NEC)は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)上に商用の5Gコアネットワーク(5GC)を構築しました。これにより、国内初の商用サービスが開始され、施設数やネットワーク容量などの柔軟な拡張が可能になりました。

このサービスは、特に突発的なトラフィックの急増時にも迅速に対応できる柔軟性を持っており、通信の信頼性や持続可能性が向上します。5Gの進化に伴い、ネットワークの需要は増加する一方で、需要に応じたリソース配分は今まで以上に重要な課題となっています。この新しい5GCは、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境を適用することにより、迅速な運用が期待されています。

AWSと連携した技術検証の成果



ドコモとNECは、2022年3月からAWSを活用し、ハイブリッドクラウド環境での5GC装置の技術検証を開始しました。このプロセスでは、ドコモが開発した仮想化基盤とAWSが協調動作することを確認し、ネットワークの運用性や可用性について検証が行われました。困難とされた二つの異なる環境の接続も克服し、商用展開に向けた土台が築かれました。

商用環境では、耐障害性や冗長設計が実装され、真に信頼性の高いネットワークが実現しています。これにより、顧客へのサービス提供においても、期待される品質と安定性が確保されます。

世界初のAIによる自動構築技術



さらに、ドコモとNTTドコモビジネスは、世界初のGitOpsとAIを駆使した5GCの設計から構築の自動化に成功しました。この技術により、従来の手作業による複雑な設定が大幅に削減され、構築期間が約80%短縮されました。

具体的には、AmazonのAIエージェント開発基盤を用いたAgentic AIを活用し、GitOpsと組み合わせることで、自動で設定ファイルを生成し、構築プロセス全体を簡素化しています。これにより、人為的なミスを防ぎ、効率的な運用が実現されました。

環境への配慮と省電力の取り組み



NTTドコモとNECは、AWS Graviton2上で動作する5GCの省電力効果についても確認しています。この試験では、電力消費量が約70%削減されることが分かっており、商用環境ではより新しいGraviton3を利用した設計も進行中です。これにより、持続可能性が求められる未来の通信インフラに向けた重要なステップとなります。

未来の展望とAIのさらなる活用



今後の展望として、NTTドコモは、AIを活用した通信インフラの革新に向けた取り組みを加速させる考えです。さらに、ナレッジベースの強化やAIエージェントの役割分担の最適化を進め、自動化の精度を向上させることを目指しています。

Mobile World Congress Barcelona2026(MWC 2026)での出展を通じて、世界に向けてこの取り組みを紹介し、通信インフラの進化をアピールする計画です。これにより、ドコモが目指す「AI社会」の実現に寄与し、独自性を持った通信サービスの提供を続けていく所存です。

各社のコメント



今回の発表に際し、NTTドコモの執行役員、NECのSVP、NTTドコモビジネスの副センター長、AWSの執行役員がそれぞれの見解を述べています。彼らは、今回の取り組みが通信技術の重要なマイルストーンであることを強調し、今後のさらなる進化に期待を寄せています。これにより、日本国内外の通信インフラが一層進化することが期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社NTTドコモ
住所
東京都千代田区永田町2丁目11番1号山王パークタワー
電話番号

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