塩分過多解決への挑戦
2024-12-04 20:36:21

江崎グリコが塩分過多解決に挑む!新商品開発に向けての動き

江崎グリコ、塩分過多解決に向けた新たな挑戦



江崎グリコ株式会社は、現代の食生活における重要な問題である「塩分過多」に対策を講じる新たな取り組みを発表しました。その名も「塩分過多解決への挑戦」。この宣言は2024年11月28日(木)に行われたイベントで正式に発表されました。「塩分調整対応のシリーズ商品を新たに発売するのではなく、全ての既存商品において"おいしさ"を追求しながら、塩分相当量をWHO基準に基づいて見直す」という内容です。

塩分過多の現状



厚生労働省が実施した令和4年国民健康・栄養調査によると、日本人はWHOが推奨する基準の約2倍となる塩分を摂取しており、これは日本の伝統的な食文化の影響が大きいとされています。調味料としての醤油や味噌が使用される頻度が高いため、どうしても塩分過多になりやすいのです。

健康への配慮



江崎グリコの取り組みの核心には、家族の健康への配慮があります。塩分量をWHO基準の「1日5.0g未満」に抑え、1食あたりは「1.5g以下」にすることを目指しています。これにより、おいしさを損なうことなく健康的な食事を提案し、食卓に新たな価値を提供する考えです。

宣言イベントの詳細



イベントでは、江崎グリコの健康イノベーション事業本部長である木村幸生氏が登壇し、塩分調整に取り組む理由や今後のビジョンを説明しました。また、商品開発部の池田紀子氏によるプレゼンが行われ、「だしや香味野菜、香辛料を使い、旨味や香りを強化することでおいしさを追求しつつ塩分を調整した」との開発秘話が披露されました。

続いて、麻布「和敬」の店主である竹村竜二氏がトークセッションに加わり、塩分とおいしさのバランスについて意見を共有しました。実際に新旧の商品の試食を通じて、塩分調整の重要性と、その味わいの違いについても体感しました。

実際の試食体験



イベントでは、特に注目のメニュー「炊き込み御膳 とり五目」と「クレアおばさんのビーフシチュー」が提供されました。竹村氏は炊き込み御膳を口にし、「いい香りですね。味が濃すぎず、お米の味が感じられておいしい」と絶賛。また、ビーフシチューについても、「素材の風味を強く感じる。母親が作ってくれた懐かしい味」とのコメントがありました。

池田氏は、開発に2年間をかけたことや、塩分を減らすことで素材の風味が明確になったことを強調しました。そして竹村氏は、「料理は素材を知ることが重要」と述べ、彼が持つ料理人としての視点を分かち合いました。

今後の展望



木村氏は「これからも皆様の食卓へおいしさと健康をお届けしていきたい」との意気込みを言明し、この新たな挑戦が長期的な健康の実現につながることを願いました。江崎グリコは、これからもおいしさと健康の両立を目指し、積極的な取り組みを展開していくことでしょう。

私たちの食卓に、新たな健康の風を吹かせる江崎グリコの挑戦に注目が集まります。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

会社情報

会社名
江崎グリコ
住所
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 江崎グリコ 竹村竜二 塩分調整

Wiki3: 江崎グリコ 竹村竜二 塩分調整

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。