自販機サブスク登場
2019-08-29 13:01:09
JR東日本、初の自販機サブスク「every pass」を10月開始!
株式会社JR東日本ウォータービジネスが新たな試みとして、10月1日から自販機のサブスクリプションサービス「every pass」を開始します。このサービスは日本初の試みで、自社アプリを利用して自販機から飲料を手軽に受け取ることができるというものです。
「every pass」は、JR東日本エリアの駅に設置された約400台の最新型自販機「イノベーション自販機」に対応しており、専用アプリ「acure pass」を使用します。ユーザーは、アプリで配信されたQRコードを自販機にかざすだけで、1日1本の飲料を受け取ることができ、利便性が高まります。
特に注目なのは、2つのプランが用意されている点です。月額980円の「アキュアメイドプラン」では、消費者と共に創りあげたオリジナル商品が楽しめます。一方、月額2,480円の「プレミアムプラン」では、他の飲料メーカーの商品も選べるため、より多様な選択肢が提供されます。通常、30日間に150円の商品を利用した場合、合計金額は4,500円になりますが、サブスクリプションを利用することで大幅にコストが削減可能です。
このサービスが登場した背景には、消費者のライフスタイルの変化があります。近年、消費者のニーズは「購入から利用へ」とシフトしており、特にサブスクリプションモデルは飲食業など様々なジャンルで人気を集めています。それに加えて、近年のキャッシュレス決済の普及も、サブスクサービスを後押ししています。このような時代背景を受け、JR東日本は自販機という従来の手法にデジタルテクノロジーを融合させ、新しい価値を創出することを目指しているのです。
サービスの利用には、まず応募が必要となります。募集は9月2日から始まり、当選した500名がこの新しい体験を楽しむことができる予定です。参加者は選ばれたことにより、自販機を利用した新たな飲料購入のスタイルを体験できるチャンスを得ます。
また、「acure pass」アプリでは、無料ドリンクや割引クーポンが利用できるほか、ポイントを貯めてドリンクに交換することも可能です。このアプリを通じて、ユーザーはよりスマートに飲み物を選べるようになります。
この「every pass」サービスが実現することで、JR東日本は飲料市場に新たな風を吹き込み、移動の合間により便利で楽しい選択肢を提供することに挑んでいます。今後、どのようにサービスが展開され、利用者にどのような新たな体験がもたらされるのか、非常に楽しみな展開です。
会社情報
- 会社名
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株式会社JR東日本ウォータービジネス
- 住所
- 東京都品川区大崎1-2-2アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9階
- 電話番号
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