熊本のトイメディカル代表が高校生に語る起業家精神
2026年7月17日、トイメディカル株式会社の代表取締役社長、竹下英徳氏が熊本県立宇土高等学校で特別講義を行った。この講演は、アントレプレナーシップを育成することを目的とした「キャリアデザイン講座」の一環として実施された。
約80名の高校1年生から3年生が参加し、竹下氏は自身の経験を基に「40歳からの起業挑戦」というテーマで知見を共有した。彼の起業のきっかけは、40歳の時に友人が塩分制限の必要な人工透析患者となったことだ。この経験が、竹下氏が「大好きなラーメンを我慢せずに楽しむことができる未来」を創るための意欲を掻き立てた。
竹下氏は、海藻由来の「アルギン酸類」を活用した塩分オフセット技術の開発に取り組み、食事から塩分を減少させる食品やサプリメントを生み出した。この技術により、味を損なうことなく塩分の体内吸収を抑える食品が実現した。さらに、最近では熊本の老舗ラーメン店と協力し、同技術を用いた新しいラーメンも発売され、今後は大手フードチェーンへの展開を計画している。
講演では、竹下氏は起業に伴う苦労や失敗を語りながら、成功体験やお金の価値、信頼を築く重要性についても触れた。特に、「起業することが目標ではなく、新しい価値の創出を目指す姿勢がアントレプレナーシップの本質である」と強調し、自己の経験から得られる「一次情報」の重要性も伝えた。
生徒たちは真剣に講演を聞き、熱心にメモを取る姿勢が印象的だった。講演後の質疑応答では、さまざまな質問が飛び交い、活発なやりとりが続いた。このように、竹下氏は参加者が自らの疑問を持ち、考える機会を提供することにも力を入れていた。
講演の実現は、文部科学省が任命する「アントレプレナーシップ推進大使」としての竹下氏の活動の一環でもあり、地域の未来を担う高校生たちに「課題解決型思考」と諦めない姿勢の重要性を伝えることが目的であった。
トイメディカルは、「おいしい」と「健康」を両立させる世界の実現に向け、革新的な健康ソリューションを提供し続けるスタートアップである。
企業情報
- - 会社名: トイメディカル株式会社
- - 所在地: 熊本市南区富合町志々水48-1
- - 代表者: 竹下英徳
- - 事業内容: 健康食品、サプリメント、調味料等の研究開発・製造販売
- - メール: [email protected]
トイメディカルは、全国での活動を通じて特に若い世代に対し、アントレプレナーシップの精神を広めることに注力している。今後の展開に注目が集まっていくことだろう。