「datable」資金調達
2022-09-14 11:00:04
SaaSインテグレーション開発支援ツール「datable」2.25億円の資金調達
SaaS業界の急激な成長が続く中、そのサービスの多様化とともに、ツール間の連携ニーズも一層高まっています。そこで注目を集めているのが、株式会社Datableが提供するノーコードデータ連携ツール「datable」です。最近、Datableはシードラウンドで2.25億円の資金調達を実施し、さらなるサービスの拡充を図っています。
「datable」は、SaaS企業が自社プロダクトと様々なツールとの連携開発を容易に行うためのプラットフォームです。このツールを利用することで、ユーザー企業は必要なインテグレーションを迅速に実現でき、より多くのサービスを提供できるようになります。具体的には、基幹システムやデータベース製品、クラウドファイルとの接続が可能で、これまで限られていた領域へのアクセスを広げることができます。
これまでに、betaテスト版を通じて20社のSaaS企業とユーザー企業での導入が進んでおり、サービス提供開始から約1年を経て、2023年末までにはさらに230社の導入を目指す予定です。Datableは、自社リソースを最小限に抑えながら、インテグレーションのニーズに柔軟に応えることが可能です。
この新しいビジネスモデルには、投資家からの期待も寄せられています。ALL STAR SAAS FUNDの前田ヒロ氏と湊雅之氏は、日本におけるSaaSの拡大に伴って「datable」の需要が高まることを予想しています。特に、ノーコード対応が進むことで、企業が多様なツールを簡単に連携させられる点が大きな魅力だと述べています。
また、mintの白川智樹氏も、Datableが提供するこのプロダクトに感銘を受け、投資に参加したと語っており、技術力とクオリティを兼ね備えたこのチームがさらなるSaaSの普及に寄与することを期待しています。
Datableはテクノロジーだけでなく、顧客からのニーズに対する敏感な反応も特徴としており、今後、国内のインテグレーション開発におけるリーダー企業となるべく、一層のサービス運用の強化を図ります。興味を持った企業は、公式サイトからさらに情報を得ることができます。
採用活動も積極的に行っており、データベース管理者やエンジニアなど、さまざまな職種で人材を募集中です。これからの成長が楽しみな「datable」は、ますます注目を浴びるでしょう。
さて、「datable」は2020年2月に設立された企業で、東京都品川区に本社を置いています。将来的には、さらなるサービスの拡充や機能追加が期待され、国内SaaS業界におけるイノベーションを引き続き進めていく見込みです。
会社情報
- 会社名
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株式会社Datable
- 住所
- 東京都品川区大崎3-5-2 エステージ大崎ビル6F
- 電話番号
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