近年、旅行者やビジネスマンから注目を集める宿泊施設が増えてきていますが、その中でも特にユニークなコンセプトを持つ「変なホテル」が新たな宿泊体験を提供すると発表しました。H.I.S.ホテルホールディングスが運営するこのホテルは、株式会社バスクリンとのコラボレーションによって、入浴剤「バスクリン」をテーマにした「バスクリンルーム」を2023年6月19日より展開することを発表しました。このルームは、ホテル業界最大級となる63種類目のコンセプトルームとして位置付けられ、宿泊者に刺激的でリフレッシュできる体験を約束します。
「バスクリンルーム」は、昭和レトロな銭湯空間をコンセプトにした特別な客室です。一歩中に足を踏み入れれば、まるで銭湯にいるかのような感覚に包まれます。入るとすぐ目に飛び込むのは、温かい雰囲気を醸し出す銭湯の暖簾がかかったドア。壁やカーテンには、それぞれ銭湯の楽しい様子が描かれており、訪れる誰もが懐かしさを感じることでしょう。また、ベッドカバーには1968年当時のバスクリンのパッケージデザインが再現され、宿泊者を更にタイムスリップさせるような工夫がされています。
特にユニークなのは、バスルームでの入浴体験です。ロゴやテーマにちなんだ入浴法のイラストが描かれた説明書が設置されており、シャンプーやボディソープにはバスクリン製品が使用されています。宿泊者は、現品缶の入浴剤と可愛らしいミニチュアキーホルダーが付いてくるため、思い出に残るお土産としても楽しむことができます。
このルームは、東京・浅草橋、名古屋・伏見、京都の三つの「変なホテル」にそれぞれ2部屋ずつ用意されており、宿泊予約は7月1日から開始。朝食付きプランは19,100円(税サ込)、素泊まりプランでは17,600円(税サ込)からの利用が可能です。
「変なホテル」は、国内外での旅行やビジネスシーンでも利用できる機能的な空間を提供しており、バスクリンとのコラボも、そのブランドの理念を感じさせる一環と言えるでしょう。宿泊に訪れる方は、ぜひこの機会にレトロな銭湯空間での特別な体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。
詳しい情報や予約については以下のリンクからご確認ください。
変なホテルは日本国内だけでなく、アメリカや韓国などの国外にも展開しており、旅行者に新たな体験を提供し続けています。今後の展開にも期待が高まる中で、「バスクリンルーム」はその一翼を担うものとなるでしょう。