日・バスクビジネスサミット
2023-10-05 10:00:03
日・バスク交流年2023:ビジネス・リーダーズ・サミットが東京で開催
日・バスク交流年2023:活況を呈したビジネス・リーダーズ・サミット
2023年は日本とバスク州の交流を深める「日本・バスク交流年2023」として、両地域間の連携強化に向けた様々な取り組みが行われています。そのハイライトとして、10月16日、東京・コンラッド東京にて「ビジネス・リーダーズ・サミット」が開催されました。
このサミットは、バスク州政府と在スペイン日本大使館の後押しのもと、エネルギーや自動車産業を中心とした両地域のビジネス関係者、産業団体、政府機関が集結。クローズドなビジネスフォーラムとして、活発な意見交換が行われました。
バスク州の強み:再生可能エネルギーと高度な産業技術
バスク州は、再生可能エネルギー、特に風力エネルギー分野において世界をリードする地域として知られています。Siemens-Gamesa社やIberdrola社といったグローバル企業が拠点を構え、バリューチェーン全体を網羅する高い技術力と実績を誇ります。
さらに、自動車産業、先進製造業など、多様な産業分野においても高い競争力を有しています。欧州委員会による「European innovation scoreboard 2022」において「強力な革新地域」に認定されるなど、イノベーションを牽引する地域としての地位を確立しています。
サミットの内容:具体的な連携事例と今後の展望
サミットでは、バスク州の産業紹介や、日バスク企業間の連携事例などが紹介されました。具体的には、MITSUBISHI-Gestamp社の協業事例や、バスク州に進出した日本企業の成功体験などが共有され、参加者たちは熱心に耳を傾けていました。
また、バスク州経済開発・持続可能性・環境大臣であるArantxa Tapia氏や、Iberdrola Renovables Internacional社のJosé Oriol Hoyos氏など、バスク州を代表するキーパーソンによる講演も行われました。講演後には活発な質疑応答が行われ、参加者たちの高い関心の高さが伺えました。
ネットワーキングレセプション:美食と交流の場
サミット後には、ネットワーキングレセプションが開催されました。バスクの有名シェフFede Pacha氏によるピンチョスなどのバスク料理が振る舞われ、参加者たちは親睦を深めながら今後のビジネスチャンスを探るなど、有意義な時間を過ごしました。
今後の展望:持続可能な社会に向けた協業
今回のサミットは、日本とバスク州のビジネス関係をさらに発展させる上で重要な役割を果たしました。再生可能エネルギーや持続可能な社会の実現に向け、両地域の企業が協力し、革新的な技術開発やビジネスチャンスの創出に繋がることを期待したいです。 今後、具体的なプロジェクトの立ち上げや、より緊密な連携が期待されます。
関係機関
後援:独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)、日本商工会議所、日西経済委員会
バスク州政府貿易投資事務所日本オフィス
所在地:東京都港区虎ノ門1丁目17−1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
会社情報
- 会社名
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Basque Trade & Investment
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- 港区虎ノ門1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー15階
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