国内初の一次調整力対応太陽光併設型蓄電システム
株式会社パワーエックス(本社:岡山県玉野市、取締役代表執行役社長CEO:伊藤 正裕)とニシム電子工業株式会社(本社:福岡県、代表取締役社長:山科 秀之)は、画期的な電力システムを発表しました。これにより、国内で初めての一次調整力に対応した太陽光併設型蓄電システムが認定を取得し、実運用が開始されました。
このシステムは九電みらいエナジー株式会社(本社:福岡県、代表取締役社長:水町豊)が所有する「大村メガソーラー第4発電所」(長崎県大村市)で運用をスタートし、再生可能エネルギーの更なる活用が期待されています。
システムの概要
本システムは、パワーエックスが開発した「Mega Power 2700A」とニシム電子工業のエネルギーマネジメントシステム「TAMERBA EMS」を組み合わせたものです。太陽光発電所での電力供給は昼間に充電され、その電力は夕方に放電されるため、売電する形のタイムシフト運用が実現します。この方法により、出力制御を回避しつつ、再生可能エネルギーの有効活用が図られます。
また、このシステムは国内の太陽光併設型蓄電池として初めて需給調整市場での一次調整力にも対応し、電力需給のバランスを調整する重要な役割を果たします。これにより、再生可能エネルギーの収益性が向上し、システムの導入による経済的なメリットも期待されます。
環境への貢献
パワーエックスとニシム電子工業は、今回の運用開始を契機に、再生可能エネルギーの普及を促進し、持続可能な社会の実現に向けて貢献する考えです。特に、脱炭素社会に向けた取り組みがますます重要視される中で、同社らの活動はその一翼を担うものとみられています。
大村メガソーラー第4発電所の特長
- - 所在地: 長崎県大村市寿古町
- - 事業者: 九電みらいエナジー株式会社
- - 太陽光発電出力: 1,990kW(パネル容量2,730kW)
- - 蓄電池出力: 1,990kW(公称容量8,226kWh)
このように、最新の技術を駆使した蓄電システムは、再生可能エネルギーを最大限に活用し、未来の電力インフラ構築に寄与しています。今後の展開にも目が離せません。