インフォテリアとCData、データ連携の新たな一歩を踏み出す
株式会社インフォテリアと米国のCData Software, Inc.が新たに事業提携を結び、日本国内における製品化の推進および日本法人であるCData Software Japan株式会社を設立しました。この提携により、データ連携における新たなサービスの展開が期待されています。
CData Software Japanの概要
新設されたCData Software Japanは、仙台市に本社を構え、代表取締役には疋田圭介氏が就任予定です。出資企業はCData Software, Inc.とインフォテリアであり、資本金は1,000万円。設立目的は、CDataドライバーのサービス向上と日本のニーズに合わせた独自のサービスを展開することです。
事業提携の背景
インフォテリアは、企業向けデータ連携製品である「ASTERIA WARP」の市場シェアで9年連続No.1を誇る実績を持っています。ASTERIA WARPは、プログラミングなしで異なるシステム間でデータを連携させることができるため、多くの企業に導入されています。対して、CData Softwareは、60以上のドライバーを提供しており、クラウドやオンプレミスを問わず、様々なアプリケーションやデータベース、およびAPIへのリアルタイム接続を実現します。
この提携は、両社の技術とサービスが融合することによって、ASTERIA WARPの接続先を60件以上拡大することが見込まれています。その結果、企業はより多様なシステム間でスムーズなデータ連携が可能になるでしょう。
ASTERIA WARPが接続する主要なシステム
提携によって、ASTERIA WARPは以下のような主要なシステムと接続することが可能になります:
- - CRM / Marketing: SugarCRM、ZohoCRM、Oracle Eloqua、Marketo、Google Analytics等
- - ERP: Microsoft Dynamics AX、NetSuite ERP
- - Collaboration: Microsoft SharePoint、Google Apps
- - DB / BigData: BigQuery、Azure Table、Apache Cassandra等
- - FinTech: PayPal、Square等
- - Social Networking: Twitter、Facebook、LinkedIn等
CDataがもたらすデータソースの多様性
CDataのドライバーは、クラウドサービスを含む多数のデータソースへの即時接続を提供しています。これにより、顧客はビジネスに必要なデータを迅速に活用し、意思決定をスピードアップさせることができます。また、CDataは米国で8年以上の実績を持ち、大企業や政府機関からの信頼も厚いです。
まとめ
インフォテリアとCData Softwareとの提携は、日本市場におけるデータ連携の新たな基盤を築くものとなるでしょう。ASTERA WARPのさらなる進化と、日本のニーズに特化したサービス展開がこれからどのように展開されるのか、注目を集めます。日本の企業は、この提携によってデータの利活用が進むことを期待しています。
詳細については、各社の公式サイトをチェックしてみてください。