2.5次元ミュージカルの躍進
2024-10-18 00:17:55

日本の2.5次元ミュージカル、2023年上演数と動員数が過去最高に達する

日本の2.5次元ミュージカルが躍進!



一般社団法人日本2.5次元ミュージカル協会は、2023年の年間上演作品数と動員数の発表を行い、過去最高の数字を記録したことを明らかにしました。これは、国内外でのミュージカルの人気が高まり続けている証拠と言えるでしょう。

2023年の成果



2023年の上演作品数は236作品で、動員数は289万人に達しました。これは2022年の197作品、274万人から大きく飛躍したもので、前年と比較してそれぞれ約20%と5.5%の増加を示しています。また、市場規模も283億円に達し、7.9%の成長を確認しました。これらの数字は、協会が発表を始めて以来の最高記録です。

海外公演の充実



海外の舞台公演も好調です。2024年には、『千と千尋の神隠し』や「四月は君の嘘」、「進撃の巨人」-the Musical- などが上演予定で、これにより日本の2.5次元ミュージカルが世界の観客にさらに親しまれることが期待されています。特に、海外から訪れる観客に向けたインバウンド向けチケットの販売も好評で、多くの外国の方々が観劇を楽しんでいます。

インバウンド需要の拡大



ここ数年、日本を訪れるインバウンド客は増加の一途を辿っています。2.5次元ミュージカルは、その魅力的な内容から、日本旅行のアクティビティの一つとしても人気が高まっています。特に、協会が運営する英語のチケット販売サイト「English Ticket」は、海外の観客にとって便利な選択肢となっています。これにより、2023年は24作品の販売を実現し、多くの方々が日本の舞台芸術を楽しむ機会を持ちました。

10周年を迎える協会



日本2.5次元ミュージカル協会は2024年に設立10周年を迎えます。この節目の年に、協会はさらなる成長を目指して、国内の認知度向上や海外市場への進出に向けた取り組みを強化します。また、「2.5フレンズ」と呼ばれるメルマガ会員の登録者数が約23万5千人に達し、会員数も増加の傾向にあります。

今後の展望



今後も日本のオリジナル演劇、特に漫画やアニメ、ゲームを原作とした2.5次元ミュージカルが観劇の目的として選ばれるよう、積極的な告知活動や、英語チケットの販売を進めていく予定です。協会設立当初の理念を忘れずに、「日本発、世界標準ミュージカル」という目標のもと、世界中の観客に感動を届けるために邁進していく所存です。

これらの取り組みを通じて、2.5次元ミュージカルがより多くの人々に知られ、楽しんでもらえるようになることを期待しています。私たちの舞台が、国境を越えて多くの人々の心に響くことを願っています。


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会社情報

会社名
一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
住所
東京都目黒区東山1-2-2 目黒東山スクエアビル
電話番号

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