ハイコーキビルダーズ・スピリットアワード2025、職人を讃える授賞式
2025年3月12日、工機ホールディングスジャパンが主宰する「HiKOKI BUILDER’S SPIRIT AWARD」の授賞式が開催されました。このアワードは、建設業界で奮闘する職人の方々の熱意と誇りを称えるために設けられ、様々な賞が贈られました。本稿では、受賞者の素晴らしいエピソードやヒロミさんの熱い想いをお伝えします。
総合グランプリ受賞者の紹介
2024年11月から2025年2月の間に多くの応募者の中から、総合グランプリに輝いたのは群馬県の小林大希さんです。小林さんは29歳で、2級土木施工管理技能士として8年の実務経験を持っています。今回の受賞に際しては、賞金100万円、電動工具30万円相当の贈呈に加え、ハイコーキのCCOであるヒロミさんとの共同制作のムービーに出演する名誉も授与されました。小林さんは「最近の電動工具の進化で働きやすくなった」とし、建設業界の魅力を伝えることの重要性を強調しました。
ヒロミさんの感動的なメッセージ
授賞式では、ヒロミさんがエントリー映像を見て感動したことを語り、職人の力強さや建築の素晴らしさについて賛辞を贈りました。「職人さんのカッコよさを伝えるために、自分も頑張っている」と語るヒロミさんの言葉は、多くの職人にとって励みになるものでした。
スピリット賞とフロンティア賞の受賞者
次に紹介するのは、スピリット賞を受賞した大阪府の河合時椰さんです。彼はシャッター工として活躍しており、自身の経験を基にした魅力的なエピソードを展開しました。受賞に際して河合さんは、自分の目指す職業としての誇りを再確認したと語りました。
また、フロンティア賞を受賞した京都府の小川智彦さんは、伝統的な和船を製作しており、「まさか受賞できるとは思っていなかった」とその驚きを語りました。日本の伝統工芸を守り続けることに対する情熱が感じられる受賞理由となりました。
工機ホールディングスジャパン社長の想い
今回のアワードを通じて、工機ホールディングスジャパンの吉田社長も「職人さんの力が社会を支えている」とのメッセージを伝え、彼らの努力を応援する姿勢を示しました。アワードでは、職人一人ひとりの努力と情熱を次世代に引き継いでいく重要性も強調されました。
まとめ
総合グランプリに輝いた小林さんを始め、受賞したすべての職人の方々が語るストーリーには共通して「誇り」の意識が根底にあります。
「HiKOKI」ブランドは、これからも職人の魅力を発信し、その成長をサポートすることで、建設業界全体の進化を続けることでしょう。これらの受賞者から多くの人々が刺激を受け、職人を目指す若者たちにとっての模範になっていくことが期待されます。